「とある魔術の禁書目録[インデックス] Ⅱ 第2期(TVアニメ動画)」

総合得点
88.0
感想・評価
7175
棚に入れた
32888
ランキング
133
★★★★☆ 3.9 (7175)
物語
3.9
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

あらすじをなぞっただけの駄作

8月31日。夏休み最後の日。
上条当麻は机に向かっていた。
目の前では白い修道服に身を包んだ少女、インデックスが魔法少女モノアニメに見入っている。
現在時刻は15時。夏休みの宿題に残された時間は後僅か。
そんな二人がいるマンションに一人の男が近づいていく。
目を閉じ、ブツブツと呟くその男。右腕にはボウガンのようなもの。
その弦が引かれ放たれた・・・


科学都市と魔術組織の対立を軸に様々な思惑が交錯するシリーズ第2弾。
ラノベ原作未読。


物語:基本的には相変わらず。
科学だ魔術だといいながら、そのエピソードのボスキャラを上条さんがベラベラ喋りながらブン殴って物語を解決する話。出てくるキャラも物静かで威圧感のあるヤツかギャーギャー騒ぐブチギレタイプのどっちか。そこに可愛いワンエピソードヒロインが出てきて上条さんに惚れちゃった、みたいな。
そういうシナリオを消化しつつ時間が経過していき、科学都市と魔術師側の対立が深まっていくのだが、その過程の表現が非常に粗い。そこにある文章をただ画像にしただけ、程度の内容で進んでいく。
終盤に登場人物たちが「もうすぐ戦争になる」みたいなことを言い出しざわついているが、何がどうなってなんで戦争状態になるのなやがさっぱり分からん。
結末も第3期を作る気満々な尻切れトンボ。終わった感も何も無い。
「3期はここからやろう。だから2期はここまでやらなきゃ」
という大前提があって、機械的に無理矢理エピソード消化をしているようにすら感じる。
はっきり言ってこれをアニメとしてこう表現して面白く見せよう、という気概を感じない。

作画:安定しないキャラの顔。動いているように見せかけるごまかしだらけの戦闘シーン。
一見綺麗だが、見るべき点はあまりない。

声優:当麻役阿部敦、一歩通行役岡本信彦、禁書目録役井口裕香など、この人でなければ、という人選。よくしゃべりギャーギャー喚くキャラを演じきっている。

音楽:I've井内舞子の曲は良い。同じくI'veの手がけるOPEDも世界観に合っていて良い。

キャラ:サブキャラに見飽きた感。ストーリーが走り気味で感情移入する間は無し。



俺の理解力が足りないだけなのかなぁ・・・
正直、1期のほうが全然面白かった。2クールやることに対する限界を感じる。

投稿 : 2012/02/04
閲覧 : 264
サンキュー:

5

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