天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シンSFスーパー英雄(?)列伝46
横浜シネマ商会で、50タイトルにのぼる作品を世に送り出した村田安司が演出・作画を担当した1930年(昭和5年)製作のアニメです。
ウサギとタヌキがそれぞれチームで野球をするという、おそらくかちかち山を題材(泥船とかの言及あり)したアニメです。
観客席のウサギとタヌキがそれぞれ全員同じ動きをするという、観ようによっては異様な感じの動き(手抜き?)が違和感を与えますね。
走者のタヌキが一塁ベースを持ったまま走るという、文字通り盗塁をしたり泥と引き分け(draw)をかけるなど、今でも通用するギャグとかもあって楽しめます。
ただ、ピッチャーが投げるボールが、自分にはどうしても砲丸に見えてしまうのは何故だろう(苦笑)
多分、ボールが白いと作画的に分かりにくいと思ったんでしょうが、黒い方が変だと思います(う~ん)
試合の方は、場外に飛んだホームランのボールを、カエルが間違えて食べてしまい、ドロドロに溶けてしまったため、引き分けになってしまうという、トンデモ展開で終了します・・・って、あれ?代わりのボールは無いのか(おいっ)
トーキー映画ですが、DVDには弁士によるナレーションが付いており、分かりやすくなってます。