「花咲くいろは HOME SWEET HOME(アニメ映画)」

総合得点
81.1
感想・評価
1285
棚に入れた
7257
ランキング
422
★★★★★ 4.1 (1285)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

SWEET SWEET タイムトラベラー ママは恋に出会った

2013年公開の劇場版「花咲くいろは HOME SWEET HOME」66分

原作 P.A.WORKS 監督 安藤真裕 脚本 岡田摩里 総作画監督 関口可奈味

2011年に放送されたP.A.WORKS初の完全オリジナル作品「花咲くいろは」の新作劇場版。
キャッチコピーは「私、もっと輝きたいんです・・・・・!」

現在のところP.A単独では唯一の劇場版アニメ。

完全新作とは言っても、喜翠荘の適当な日常をコメディタッチに描いた適当な作品だろうと思って観たら、
どうも様子が違うみたい。

一周目
なんだ、クラシック音楽のPVか?面白くもないストーリー→
なんだか分からなくなってきたぞ。まさか、名作目指した?これはもう一周。
二周目
完全理解、時系列が分かりにくい。
ママ「松前皐月」のキャラが唐突でわざと混乱させているようだ。
そうか、緒花(ohana)って亡くなったパパがつけた名前だったのか。
意味は家族(ハワイ語)
なんか泣ける物語だな。

分かりにくい理由は、緒花と四十万皐月の声が同じ伊藤かな恵だからかな。
緒花が生まれてすぐになくなったパパ「松前綾人」との出会いが見せ場、
というか、オープニングがもろにそれ。
二つの時間がもつれるように描かれ、恋に燃えたママと地味な緒花の対比は、
テレビ版からの引継ぎでよく分かるような気がする。

何でもない日常をまるでタイムトラベルの様に描き切ったスタッフの力量は素晴らしい。
でもまあたぶんテレビ版の同期だったシュタインズゲートの影響だろうね。
マリーさんが挑戦、後に麻枝准も挑戦と話題性はある方が面白い。
そして後半、緒花たちのきわどい入浴シーンの後はマリー脚本が堰を切ります。

大成功とはいえないまでも、「花咲くいろは」の中の設定でここまで描けたスタッフの才能には拍手を送りたいと思いました。

P.Aの大黒柱?関口可奈味さんは常にベストを尽くしますね。
作画は満点です。

投稿 : 2017/10/25
閲覧 : 527
サンキュー:

35

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