たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
賛否両論あるが僕は好き
最近、北米ハリウッドでは大物プロディーサー、ハーヴェイワインスタイン(タランティーノの一連の作品、グッドウィルハンティングなどのアカデミー賞受賞作多数)が大物女優の新人時代にセクハラを行っていたことが発覚し、アメリカの社会問題にまで発展している。中には本当にレイプされた女優までで出てくるだけでなく、マット・デイモンやベン・アフレック、映画監督のタランティーノまでその事実を知っていたのにも関わらず黙秘していた。。。
この際だから、日本にも当たり前だが芸能界(声○界は特に)というものはほとんど当然のごとく闇の巣窟だといっていい。。。
アニメ以外の仕事は基本的にノータッチなので、あえて伏せるがネットを検索すれば色々載っているので、大半はガセネタだが、一部は事実だ。しかも本人自ら公言しないのでタチが悪い。悪いと思っていないなら本名で行って欲しいものだ。
AV問題もそうだが、こういった業界は基本的に堅気の仕事などでは決してないヤクザな商売だ。作る方はお金で雇われているので納期やら品質やらで大変だが、役者はどうだか。。。
そのことを押井監督は知っているので、敢えてこういった社会批判的な作品を堂々と作れたのは羨ましい。今だったらスポンサーやプロデューサークラスが絶対に許さないだろう。
業界にいた人間にとっては話題に出ないことがない作品。
以降、2008年のイギリスの犯罪映画「THE BANK JOB」(ジェイソン・ステイサム主演)のネタバレ有り
余談だが、これは1970年代のイギリス王室や警察、政治家、官僚が売春やら乱交していた事実を写した写真を当時のイギリス黒人差別撤廃運動家マイケルX(アメリカのマルコムXに影響された人物でありマルコムXではありません)が密かに所持しており、国家機密としてMI5(国家内務保安局)がもみ消すために犯罪組織を雇って所有しているベイカーストリート銀行を襲わせる。という映画であるが、脚色しているものの一部を除いてすべて事実であるらしい。映画ではとあるポルノ業界を締めているイギリスマフィアが警察に賄賂と女をあてがわせていたことを記した手帳も金庫から出てきたりして、主人公(ジェイソン・ステイサム)含む犯罪集団がマフィアからも警察からも追われる羽目になるわけだが。。。
こんな事を書いているからといって僕自身は消されないので安心してください。重要なことは語っていないので(ていうか、辞めたので)