ヘラチオ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
特殊性癖で大勝利
原作は途中まで。
1~9話までは辛かったです。皆川茜の性格がクズすぎて振り回される花火ちゃん、クズと分かっても好きな麦。途中で花火がやさぐれてえっちゃんとしたり、男を誘惑したりするのはハラハラしました。それに、豊崎愛生さんがかなりいい感じにクソビッチを演じていて嬉しいやら悲しいやらでした。
10話から一気に茜の態度が鳴海に寝取られ趣味的な発言によって心変わりするのが面白かった。その続きで茜と鳴海が熱海に旅行に行く11話が個人的お気に入りかつ、クライマックス。茜は嫌われたいと思っているのに男好きのままでも愛してくれる鳴海の言葉で現在も過去も救われた気持ちになり、ある意味での初恋をするシーンで感動しました。それまで女の嫉妬と男にちやほやされて承認欲求を満たす生活をしているクズでしかない茜がとても愛おしく感じられました。
最終回は麦と花火はEDの題の通り平行線に終わりました。それでも、2人は初恋にとらわれず前に進むことが出来るようになりました。