四文字屋 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
冒頭の90秒。ここだけ我慢しましょう!ここが障壁になってるけど、そのあとからちゃんと盛り返していい感じに話が転がり始めるので、
汚なっ!と思ったら、最初の90秒飛ばしちゃえばいいんです。
1話2話ともに同じ手で来たんで、これはこの作品のお約束かもです。
(※後述のとおり、このルールは撤廃されたようです)
どうも制作は、意図的にアタマを「ヨゴレ」に仕立てることで、
視聴者の絞り込みを図っているのではないか、と推察されます。
そんなことして誰が得するんだ?って突っ込みは無しで。
強烈に意識してるのは「エロマンガ先生」なのは間違いなくて、
義理の妹が存在しない世界で和泉正宗はどういう変態性人間になるか?っていう問題に真正面(笑)から取り組んだ作品なんです。
ほーら、そうやってそういう目で見ると。
可児那由多ちゃんって、紗霧の中にエルフの人格ぶち込んで、双丘を盛って造ったように見えてくるでしょう?いやもう、そうとしか見えないでしょう?!
真面目な話、実は下ネタで仮装してるけど、
お話は意外とちゃんとしてる。っていうか、
エロマンガ先生の中のラノベ作家のドリーミーな生態とか生活とかの嘘くささより、こっちの方が、余程リアル。
もう一歩踏み込んで言ってしまうと、脚本の地力自体はかなりある。
エロ要素を詰め込もうという演出要請だか構成上の都合だかで、脚本のよさが見えにくいのが、残念。
で。
あにこれ内でも結構評判の悪い作画、
いちど、目をリセットして、見直してみてください。
そんなに悪くないですよ。
カニちゃんだけでなく、ミヤコちゃん、結構いいですよ。
ちゃんと描けてる。
これは、切っちゃうのは勿体ない。
ですよー!
「10月クールTVアニメ 早めの折り返しBEST10」1位→https://www.anikore.jp/anime_rankings/view/46297/
(追記です)
冒頭90秒ルールは1・2話だけだったみたいで、今や全編ちょいエロになってしまいました。
でもエロ具合が緩和されたのか、見てるこちらが慣れたのか。
何も気にならなくなってしまいましたよ。
エロマンガ先生よりは作家のサガというか創作の苦労話のリアルがあって、
こっちが気になるのでエロネタがどうでもよくなってるのかもです。
で、知らずにいたかった事実を知ってしまったので、
この先は自己責任で。
原作未読の方は開けない方がいいです。
{netabare}義弟の千尋が、なんと実は女の子だったあ!
うすうすそんな展開も、それっぽい雰囲気があったし、想像しないじゃなかったが、本編で、この衝撃を味わいたかったー(T_T)
WIKIのバカあ!
10話にして、本編でも千尋が女の子だと公式に判明。
さあこれは当然、伊月にバレたら!
妹キ○ガイが、自分に妹がいた!と知ったら!
どうなる?!
ここがラストのクライマックスと見た!{/netabare}