「クジラの子らは砂上に歌う(TVアニメ動画)」

総合得点
72.0
感想・評価
555
棚に入れた
2474
ランキング
1229
★★★★☆ 3.5 (555)
物語
3.3
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.3

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

今観てる

1話感想
{netabare}第一印象としてはナウシカ…というより、グリーンレジェンド乱。
初期パイオニアOVAで決して悪くは無かった(撮影は酷いが)けど天地無用に人気を奪われパっとしなかった非業の作品を髣髴とさせる。
おお、深夜アニメ乱発時代の今こそあの頃の雪辱を晴らせるようになった…のかも知れない。
いやまぁ原作知らないし先の展開知らないけどね、乱とは全然別方向かも知れないけど…。
ということで、この作品は頑張って欲しいと応援したくなります。{/netabare}

2話感想
{netabare}↑でグリーンレジェンド乱みたいと書いたけど訂正。
2話に関してはめっさヒロイックエイジ思い出した。
鉄の種族が銀の種族ごっこをやってるって世界か。
ネウスがプロメオーで…リコスはパエトー?ユティ?
文章で「感情が無い」と一言で言い表せても、実際どこまでが感情とされるかって線引きは作家によってマチマチなので、この作品はどうなのかが注目ポイントでしょうか。
オウニの「もう泥クジラでの生活はウンザリだ」ってのも感情だよね、「外へ出るためだったら感情失ってもいい」って本末転倒のような?{/netabare}

3話感想
{netabare}泥クジラ攻略するにしちゃあ妙に効率悪い攻め方してるなぁ~と思ってしまうけど、これは感情が無いせいで効率や統率すら考えられないせいなんだろう、と無理やり解釈。
銃使わないのは弾数制限が厳しいんだろう、白兵戦仕掛けてる時に砲撃とか意味ワカランが多分考える能力も失われてるんだろう。
…。
と、頑張って好意的解釈をしてたけど、厳しい~っ。
テンポが悪過ぎて「主人公なんでまだ殺されてないの?」ってのが際立って仕方ない。
わざとらしいBGMもウザくて適わん。
今まで争いとか無縁な世界に居たせいで突然の襲撃にフリーズしてるって表現なんだろうけど…棒立ち多すぎじゃね?
全てはテンポの悪さのせい…「この回は原作のここまで」って配分決めて作ってると思うんだけど、その配分を誤ったとしか思えない。
「インメルマンターン」と言ってはしゃぎそうなピンク髪も既視感凄いんだけど…なんでこうも極端にしちゃうんだろう。

次回以降テンポマトモになってくれれば良いけど…ひょっとしたらテンポ以外の別な理由でアレなのかも知れないが、そこまではまだ言及しない。{/netabare}

4話感想
{netabare}う、うえええ…。
前回がもたもたしててクッソダルいなぁと思ったら今回は展開早すぎ。
いや、展開が早いってのとはちょっと違うか?細部が雑というべきか…。
自警団追ってこないの?とか、団長すれ違うにしてももっと“らしい”描き方あったんじゃないの?とか、オウニはどうやって中に入ったの?(入り口は姉さん含め自警団たむろしてるハズだよね?)とかとか。
ってか団長そんな強いなら前回襲われた時なにやってたの?とか長老会不振買って謀反されないの?(姉さんの態度からして自警団の忠誠心ってどうなってるのか謎)とか 新市長がが最長老から聞き出そうとしたのを遮ったのも大した理由無さそう、とかとか、もうなんかもう…。
今後そこら辺タネ明かししてくれるならいいけど…なんか無さそうでイヤな予感。
キャラクターの事情ではなく、視聴者を意識した作り手の事情が伺えてなんか…う~ん。
それとこれは前から感じてたけど「見ればすぐに分かるものに気付くのが遅い」、これも相変わらずだった…今回で言うなら自警団倒されてるのを姉さん気付くところ。
描きたいシーンが決まっててそれらを繋ぐ途中の描写が思い切りおざなりというか…少年誌を見てるような80年代の作品を見てるようなご都合感。
古い作品見てるって気分なら気にならないけど、最新のアニメでこれってのはどうにも違和感。
sin七つの大罪みたいな、描かなきゃならんモノ(sinだったらお色気)があって、そこに向かうために強引な展開を見せる作品は最近でもあることはある(そういう作品は目的が明確なので強引でもさほど悪い気はしない)が、これって話や世界(雰囲気)を見せる作品ちゃうのん?
そういう系の作品で細部が雑ってのは根底を揺るがしてないか?
あれなんかなぁ…泥クジラの連中は自発的にものを考える能力が削がれてるって表現なんかね?{/netabare}

6話までの感想
{netabare}3・4話が疑問符の付く内容だったので不安だったが、5話以降マトモになってホッとひと息午後のティータイム。
って思ってけど、いや待てよ?
今期他の作品でもあったけど「アクションシーンが無かったからマトモなんじゃ?」と思うとちょっと安心できない。
で、マトモになったとはいってもなんか物足りない。
僅かでも匙加減間違ったら印持ちとナシとで対立→内ゲバになりかねないヒヤヒヤ状態だと思うのだが、イマイチ緊張感が無い。
決戦前夜・これから死ぬかもしれないって状況なのに緊張感が無い。
…。
これは自分が悪いのか?それらの描写はイデオンが秀逸過ぎてそれと比較したら見劣りするのは仕方ないことなのか?
それにしたって「死ぬかも知れないのになんで食べてるんだろ?オレ」←無いじゃないか!
折角ズッシリと、ホゲーと言いたくなるようなセリフ入れるチャンスだったのに、何故入れぬ。

というか…イデオンは置いといても、今期はファフナーっぽい作品多すぎな気が。
これとゆゆゆとウラハラ…ファフナー好きだしそれ系は大いに歓迎なんだけど、一度に3作品はビビる。{/netabare}

投稿 : 2017/11/14
閲覧 : 326
サンキュー:

8

クジラの子らは砂上に歌うのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
クジラの子らは砂上に歌うのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

pisterが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ