Progress さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Buhi⇔Love
とても楽しいブヒアニメ・・・もとい、ラブコメアニメでした。
店長視点で桜ノ宮さんに対して上手くいかない恋愛だったりとか、
桜ノ宮視点で人に誤解されやすいコンプレックスを克服するとか、
登場人物のあれこれな悩みや恋愛模様、人間関係、
そういったものをおかしく描いた作品でした。
お店のホール担当の子達は、接客をしているとき、
いわゆる「キャラ作り」をしているのですが、
神崎 ひでりだけはキャラ作りをしていません。
OPを見るとわかるのですが、
キャラクターの素の姿から、接客しているときの表情に変わるとき、
キャラクターが分身するのですが、
ひでりだけは分身しないんです(笑)
つまり、ひでりだけは素も接客時もいつもあの性格、という意味ですね。
この表現からするに、
登場人物達には二つの個性を持たせています。
これもOPからですが
登場人物が持つ元々持つ表の個性「smile」⇔裏の個性「sadistic」
「sweet」⇔[tundere](ツンデレ)
「sister」⇔「imouto」
「sadistic」⇔「onesan」
「surprise」⇔「idol」
裏の個性はいわゆる、ジャンルです。
この裏の個性がこの作品のジャンル萌え要素を補っているのですが、
私達視聴者は表の個性でもこの作品を楽しんでいたと思います。
桜ノ宮の素の笑顔の可愛さ(に惹かれる店長)であったりとか、
日向の秋月とのちょっと甘い恋愛の関係、
日向をお姉さんとして引っ張るお姉さんぽくない星川
というような、表の個性で人間関係を描き楽しませてくれた面もありますね。
ジャンル萌え的な、裏の個性と、
人間関係などで楽しませる表の個性の、
二つの要素を合わせもたせて、
女の子達の魅力を引き出したブヒとラブのハイブリッドコメディアニメでした。