アニメ記「脱力視聴」 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
BD版評価の点数です(本放送版でなら作画は2.0)◆キャラの魅力は高いが数人の扱いが少なめ◆主人公がガッツ&努力型は評価
まず、本放送版も見てはいましたが、物語、キャラクターは格好いいのに
赤い光、雲、変なアップシーンなどでぐちゃぐちゃで飛行シーンは
見ていられないほどひどかった。ウィッチの表情はのっぺりしていてお面みたいでしたし。
反面、平時シーンは従来通り問題なく見れる悪くない完成度で、もったいないなぁって思っていました。
BD見た評価なので作画についてはかなり上方修正した数値です。
がんばる主人公(ただし平均クラス)がガッツと応用で、最前線でどうするかが
話の筋なのですがこれはこれでありだなと。
へっぽこが力をつける努力をして努力しながら仲間と打ち解けていくというのは
スポコンの展開でよくあるので応援したくなる気持ちがわいてきましたね。
ストライクウィッチーズシリーズはキャラの魅力がとても立っている反面敵キャラで
魅せる作品ではない、敵ネウロイはただの的でしかないので(しゃべらないし)
ウィッチの見せ方がすべてといっていい作品ですが、ひかりとサーシャ以外は
キャラの掘り下げがしっかりしているとはいえないのが残念。
ウィッチの過去や交友関係、上官だった人の話とか過去の戦地でのエピソードとか
そういうのが楽しめればと思うのですが本編での言及は思ったより少ないですね。
「TVアニメとなった」ウィッチーズのシリーズ共通の問題ですが、何人もウィッチがいるのに掘り下げと
対ネウロイのお話を合わせながらで13話で足りるはずがないと毎回思います。
どのシリーズも2クール向きだと思いますが、長寿シリーズなのだから
尺の限界は毎回だけど2クールにならないものなのかなあ。
全体としてはよくても個別の人物描写がもう少しがんばってほしかったので
物語3.5点(普通)評価です。悪いわけではないが特に優れているわけでもない。
音楽は意外性のあるEDの起用とピンチのシーンのBGMが印象に残ってます。
つまらない作品ではないですが泣いちゃうシーンとかはそれほどなかったのでこのくらいですね。
普通に楽しみながら見れますしひどい作品ではないと思います。2期に期待。