pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
今観てる
1話感想
{netabare}冒頭「あれ、今観てるのキノの旅だったっけ?」とカン違いしました、ええ。
エルメスってキャタピラだったっけ?ってね。
更に見続けたらキャラがなつみSTEP、あの雰囲気を狙ってのこのデザインなのかね、原作からして。
前もって友人から「けもフレ流行ってるならこれもウケるんじゃね?」と言われてたのだけど、ナルホド納得。
これはスタッフもモチベ上がってるんじゃ?
ああ、自分好きですよこういうの。
ってことで今後に期待。{/netabare}
2話感想
{netabare}面白いんだけど感想書きにく~い!
これといって語る言葉が思い浮かばない…ハハ、参ったね。
せいぜい出会った魚が食える魚で良かったね、ってくらい。
あそうだ、原作者本人が描いてるエンディングは見る価値あるかも、ちゃんとアニメーションしてる。
え、作者ってアニメーター出身なん?{/netabare}
7話までの感想
{netabare}面白いのだけど「雰囲気が良い」としか書き様がなくて感想が非常に書き辛くて困っちゃう作品なんですが…。
7話で具体的にあれこれ言いやすいネタが出たのでちょっと。
立体植物工場出ましたね、これだけなら現実にもあるし絵空事ではない。
前の回で既に“イモ”は登場してたけど、てっきり加工されてあの形状になってるんだと思ってました。
が、作中の農地を見てみるとあの形状のまま育つっぽく、しかも空中に成ってるっぽい?
こんな植物あるのかよ?って言われると…あります、エアポテトとか宇宙イモとか呼ばれるヤマイモの仲間、実際はイモではなくムカゴを収穫対象とする作物。
形状についてはチョロギ(注※植物だけど虫苦手な人は検索注意かも?)っぽい…要はエアポテトとチョロギを遺伝子組み換えだかで融合させればあんな植物は実現できそう。
チョロギよりも平べったいけど、収穫の時無駄に転がらないとか梱包・輸送に便利てああいう形状に品種改良したのかも。
つまり、決して荒唐無稽の絵空事ではなく、近い未来に実現可能そうな考証がなされていて、世界観の説得力が増している。
ってか何気に考証めちゃくちゃ拘ってる?寺院に蓮のモニュメントがあってこの都市は仏教系の流れだった?とか思わせたりもするし。
まぁ当然これは滅茶苦茶好意的解釈でしかないんだけどねー、ただ、兵器だけ拘ってそれ以外はテキトーにやってるってことではない気がする。
そしてなによりこのイモ、最後の一本を何も考えずにチョキンと…収穫しちゃったあああ!
ミスミの爺さん(北斗の拳の種もみの爺さん)が居たら「今日より明日なんじゃああ」と言って悶死しそう。
これはゾクっときますね。
栽培設備はもう壊れてるし「じゃあこれを種イモにして増やそう」って知識も無いし、そりゃあ収穫して食う以外使い道が無いんだけど…着実に滅亡へ歩んでる。
足掻いたところでもう手遅れな状態、ゆるやかに滅亡に向かってる、それの象徴的なシーンに思えました。
あるものを消費するだけの世界、生産を知らない(これは繁殖も含む。けものフレンズもそうだけどこれってもう生物としては詰んでる)人々…。
OPからしてレミングス意識してるっぽいし、そこへボタンを押すような描写…滅亡へのカウントダウンの暗示なんだろうけど、まさか最終回爆発オチってことは…ないよね?{/netabare}