アトランティス さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今、目の覚めるようなリアルを この異様なる世に捧げよう
ファンタジーと第二次大戦の流れが混ざったような作品。
簡単な流れを紹介すると
・現代 主人公は人事で他人に恨みをかって線路に突き飛ばされる
→死に際 謎の存在Xが登場。神を信じているか問う。
→主人公 否定。存在Xは彼を輪廻転生の輪から外すことを決める。
→主人公 抵抗。
→存在X お前を、神を信じざるを得ない過酷な状況へ送り込んでやる
→主人公 ターニャ・デグレチャフとして転生!戦場へ前線へそして死の淵まで!
という流れがあります。
公式サイトのイントロダクションを見ただけではこの流れは分かりません。
まぁでも存在Xは物語の起爆剤的な立ち位置だったので
このアニメはファンタジー戦記物という理解で大丈夫だと思います。
ターニャ強ぇぇぇ展開が多いですが決して俺TUEEEEアニメになることなく
あくまで一軍人として、上官の間で揉まれ苦悩するターニャの姿が上手く
描かれています。
上官たちとの会話のシーンも面白く見応えがありました。
ネタとしてはドイツとその周辺との戦争が元でしょうか、
戦争物の中に魔法機動部隊のファンタジー要素が絡んでくるので
そこが受け入れられるかどうかだと思いました。
ターニャ役である悠木碧さんの演技が良かったです。
曲もEDが人気で友達がカラオケでよく入れるので知っていたのですが
挿入歌である「戦場のリアリズム」(レビュータイトルに借りました)など
良い曲に出会えました。