pikotan さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ポーラが最高
酷評の嵐となっている本作ですが、主人公最強系のハーレム物が好きな私は普通に楽しめました。
異世界に転生した主人公が、冒険の中で様々な苦難を乗り越えながら大人へ成長していくような、そんな作品と本作を比べてはいけません。
いせスマのキャッチコピーは「ゆるく、楽しい、異世界生活!」です。
壮大なファンタジーとは対極に位置する作品です。
重厚な物語を期待すると、大きな失望が返ってきます。
この作品を見るときは難しいことを一切考えずに、突っ込みどころがあっても気にせずバカになって見ることです。
更には第三者の視点で見るのではなく、自分が主人公になったつもりで見ればきっと楽しめます。
自分がある日突然、何の苦労もせず最強になり、王族から気に入られたり、可愛い女の子からモテまくったらどんなに楽しいことか、まさに男の夢ですね。
それからこの作品の魅力は「琥珀」と「ポーラ」の存在です。
特にポーラは最高でした。
第10話で、{netabare}冬夜と一緒に海に入ろうとするポーラが、波で砂浜に押し戻されるシーン{/netabare}は、個人的に忘れることのできない名場面となりました。
この場面は何度見ても癒されます。スタッフに感謝!
欲を言えばこの場面、原作どおりにリピートしてくれたら、もっと可愛らしいのになあ、とは思いましたが。
私は主人公よりも脇役である小動物系キャラを気に入ることが多いので、琥珀とポーラの存在は、この作品を評価する上でプラスポイントでした。
できることなら、琥珀とポーラが活躍する物語を見てみたいですね。