佑唯 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
歌聴きゃ澤野とわかるやーつ
2017年春アニメ 2クール作品全22話他。
簡単に良い点、悪い点をまとめると…
良い点
・夢のある物語と現実に沿った世界観で引き込まれる!
・魅力的なキャラクターが多く、各々の設定もちゃんとしてる!
・作中の中の作り手とその作者によって描かれたキャラ(被造物)との関係が新鮮!
・クリエイターの苦労を知ることができる!(知った気になれる‼)
・{netabare} 最終回で後日談を描いており、"ほとんど"のキャラクターについて触れることができている点。 {/netabare}
悪い点
・この作品の一番の見所でもある最終決戦の内容に少し難がある。
・物語を円滑に進めるために、被造物が元いた世界での被造物と、現代に召喚された被造物の内面、人格を変化させてしまった点。(そうしなければいけないのは理解できるんですけど…)
・{netabare} 陣営を分けて戦っている中でどこにも属さない、一般人を虐殺する、他作品のキャラの能力を奪う、など強キャラ感を半端なく出していた真鍳ちゃんだが、結局何がしたかったのかわからない上に、アリステリアのとの約束だったからなのか、ただ楽しければいいという理由からなのか謎だが、急に主人公を助けるという理解できない行為をして一視聴者を混乱させた点。全体を通して見ると築城院真鍳というキャラクターはラスボスを倒す策の辻褄合わせのために用意されただけじゃね?と、感じてしまう。 {/netabare}
最終回まで見て思ったのは、終わりよければ全てよし!という感想です。
この作品は本当に悪いところが少なくてとても見やすい作品でした。一つの作品に複数の、それにちゃんとした設定がある作品を絡める、というのはとても時間と労力が掛かるもの、というのは誰が考えても同じ意見に辿り着くと思います。
それを踏まえてしまうと、あそこがどうだったと言うよりも、よく描き切ったな!という称賛の気持ちの方が大きいのです。
この作品を見ようか悩んでいる人に言えるのは、どんな形であれ最後まで描き切っているので、中途半端に終わった時のモヤモヤ感は味わうことはない、ということです!時間のある時は是非!