退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
楽しそうな地獄…だけど行ってはいけません
以前の評価に誤りがありましたので、再掲載させていただきます。
この作品、噛めば噛むほど味が出るスルメのような作品でした。
鬼灯さんの声とキャラは、知れば知るほど好きになっていく、中毒性があります。
元々、妖怪ものが好物なせいもあり、初見では「ありがち?平成版日本昔話のようなもの」と思っていましたが、2度目の視聴をするとすっかりハマっている自分に気づきました。
シロちゃんの下手くそな歌も、からしちゃんの豹変っぷりも、キモカワな金魚草さえも愛おしく思えてきます。
作画も丁寧で、カラー指定も多く大変なのに、終始綺麗なまま最終回までもたせてくれました。感服しました。
現在2期を放送していますが、毎週が楽しみで仕方ありません。
以前の評価を書いた自分を責めたい。
妖怪ものが好きで、バトルものがあまり得意じゃない人にオススメします。
(サンキューをいただいた手前、以前のレビューも残しておきます)
面白いか面白くないかで言えば、普通に面白い。
では、心に残るか残らないかで言えば…おそらくは残らない。
なぜだろう。
主人公の鬼灯さんのキャラは立っている。
脇役のシロも可愛いし、上司の閻魔大王も心が広くて優しい。
他のキャラ達もみんな愛嬌があり、不快なキャラも出てこない。
なのに…なぜだろう。
ああ、ストーリーが一話完結型なのだが、どれもありきたりな話ばかりだからだ。
展開がほとんど予想できてしまうために、真新しさもないのだと思う。
サザエさんを見ている気分になる。
日曜の18時台になんとなくテレビを見ていたら流れてくる、そんなアニメだったら、ちょうどいいのかもしれない。
決して嫌いな部類ではないし、好感が持てる箇所もいくつもある。
しかし、おそらく私は2度は見ないだろう。