褐色の猪 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
英題は「The Boy and the World」
第20回メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞
2014アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル(最高賞)受賞
第88回アカデミー賞 長編アニメーション部門 最終候補にノミネート
ブラジルとしては初の快挙
出稼ぎに出た父親の行方を捜す少年の姿と、少年の目を通して映し出されるブラジル社会の現実を、全編セリフ無しで描いたアニメーション(wikipedia・公式サイト参照)
手作業とデジタル双方を駆使しての作画だそう。
セリフなしというか喋ってます。字幕はありません。
監督によるとポルトガル語だかの単語を逆さ読みさせた音声を当てているそう。なので喋っている音声に内容も意味もないとの事、面白い事を考えますね。
熱く軽快な南米の音楽とPOPな作画が交差。
キャラの顔形はクレイアニメーションの「ニャッキ!」をちょっと連想したりして明るい感じなのですが、
軽快そうでいて重厚な作品でした。