めっちょん さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
わーたーしーはー声優~♪(^O^) すもももももももものうち!(><")
この作品の主役一ノ瀬双葉(高橋 李依)さんの実力は新人声優の役どころとしては貫禄有り過ぎでしたね
双葉とコロリ?の一人二役の掛け合いは見もの。かなり高レベル
高橋李依さんについてちょっと出演作品を調べたところ
エミリア(Re:ゼロ) めぐみん(このすば) 直樹 美紀(がっこうぐらし!)など
役どころも様々で結構実力派であることを感じさせる声優さんですね。チェックですφ(..)
それゆえ物語の中で自信無くしたり卑下するシーンはちょっと白々しく感じました
いやおまえ充分凄いやろとw嫌みかっw
もっといちごちゃんぐらい自信満々のガツガツしたキャラでも良かったかも
もしくは本当に実力の無い未熟な新人声優を使うとか
また声優業とは別にライブや歌やダンスに仕事が偏っていったのも声優業界の現実とはいえ
ちょっとイヤホンズ自体の宣伝アニメも兼ねた制作側のいやらしさを感じましたね
売り込みに企画の重要性を置いてしまった結果かも
憧れ対象である声優のイメージ作りに腐心して純粋な業界アニメとして見るには少しずれてるかなと思いました
しかも方向性として歌って踊れるアイドル寄りの声優を描くなら主役が地味キャラというのはどうしてもステージ映えしないですね
せめてメガネ取るなり堀江由衣さんばりにステージでは別人!ぐらいのキャラ付けが欲しかったところ
どうも作品の方向性が定まってないというか中途半端で振り切れてない感じがしました
最後もどうもスッキリしない終わり方でしたね
これは声優ファンのための作品なのか声優を目指してる人のための作品なのか声優成長物語なのか
テーマを1つに絞って作って欲しかったところです
アニメでは制作に関わる人間が多数いるためそれぞれ食い違った方向性の元作られた結果なのかも知れません
とは言えそもそもアニメというのはエンターテイメントなので楽しめればそれでよい気もします
単に題材が声優業界というだけで他のアニメ作品と楽しみ方は一緒ですね
実際の声優がチョイ役で出てるのはいいですね
特に印象に残ったのは
田村ゆかり
堀江由衣
白石涼子
など
ちょっとした本人エピソードが良かった
一口に声優と言っても当然いろいろな人がいるなーと
主要キャラクターの掘り下げも一人一人しっかりしてていいですね
第5話 いちごちゃん回が神回だった
新人声優のリアルで丁寧な心理描写
不安。緊張。憧れ。希望。感動。
心の揺れ動き全てが伝わってきて非常に良かったです
というわけでお気に入りはいちごちゃんですかねw
双葉とは対照的に明るく前向きでブレないキャラ付けが好みです
堀江由衣さんが実際にあんな感じなのか分かりませんがえらく魅力的に描かれてましたねwギャップ萌えw
第9話 マネージャー回も良かった
その他各話のエピソード1つ1つが非常に内容詰まってて
終始飽きること無く観れました
作画2.0
モブキャラは適当
実在声優は本人にある程度似せてるんでしょうけど
遠慮がちのリアル寄り作画でかえって地味で魅力半減させてるふうにも思いました
ここは思い切ってアニメ寄りのデフォルメキャラの方が親しみが有って良かったんじゃないかと
憧れの対象という表現でもあったんでしょうけどアニメ作品においてのリアル寄り表現は逆効果のような気がしました
リアルをあまり感じさせちゃいけませんね
これはアニメなんですから
ただこのモブキャラから実在声優までの描き分けは声優を映えさせる手法としては上手い
意図的過ぎてリアリティーには欠けますけどね
OPED評価◎
声優の特徴をつかんだ魅力たっぷりの作り
【イヤホンズ3人の声優紹介】
一ノ瀬双葉:高橋 李依/萌咲いちご:長久 友紀/小花 鈴:高野 麻里佳
皆さんとても良いです。さすがプロ
とはいえ今はそんな声優がゴロゴロいる世界
声優業界はピラミッドという表現が作品中にありましたが
今後も活躍出来るよう応援しています