「プリンセス・プリンシパル(TVアニメ動画)」

総合得点
86.1
感想・評価
986
棚に入れた
3965
ランキング
211
★★★★☆ 4.0 (986)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定盛りすぎじゃ…?→そんなことなかった!面白い!!

「∀ガンダム」「コードギアス」の大河内一楼の最新作、オリジナルアニメです
監督は「東京マグニチュード8.0」「ばらかもん」の橘正紀
キャラ原案は「キノの旅」「ポッピンQ」の黒星紅白
音楽は言わずと知れた梶浦由記
と、名だたるスタッフが集結しています
ただ制作の片割れが杜撰なスケジュール管理で有名なアクタス(先日バンビジュの傘下になりましたねw)であることと、大河内氏の直近2作(「ヴァルヴレ」と「カヴァネリ」、ともに未視聴)の評判が芳しくないことから、放送前の評判は期待と不安が入り混じっていたように思います

不安要素は他にもあって…この作品の概要を簡単に説明すると↓こんな感じです
「東西に分断された架空の19世紀イギリスのスチームパンク的世界観で繰り広げられる、女子高生スパイアクションそして百合!」
タイトルにも書きましたが、盛りすぎでは!?

ところがどっこい、これらの要素はなるべくベタでシンプルに作られていて、できあがった(組み合わされた)現物を見てみたらすんなり受け入れることができました
例えるなら上の長ったらしい説明を「女子高生×スパイ×スチームパンク」にまとめたようなもんですよ!(公式)
それでいて各要素が外すことなく隙なく機能していて非常に楽しめました
この辺はまさに監督と構成の腕ですよねえ

基本的に一話完結の構成で、ハードでありながら時に人情あり、時にギャグあり、時に百合ありと盛り沢山な内容でした
キャラ5人のうちアンジェと王女がメインストーリー、ちせがバトル、ベアトリスがコミカル、ドロシーがシリアスと役割分担されていたのも上手かったですね
ちなみにこの作品「case1〜24」の中から12の話を選んで放送するという形を取ってるんですよね
最終回を見るに続編を作る気満々みたいですが、その場合残り12話を埋める形になるのか、新たに12話を追加する形になるのか気になるところですね


オリジナルアニメかつ上述の不安要素のせいでかなり心配しながら視聴を始めましたが、1話から最終回まで引き込まれっ放しでした!
スタッフ凄い!


余談(2017年10月1日追記)
最終回1週間後の放送枠で、アンジェ視点で時系列順にエピソードを振り返る総集編が放送されました
ですが、この総集編、最終回までではなく8話までを振り返るものだったんですよねw
つまりは8話以降で放送に穴を開けてしまった場合の備えだったわけで(結局使わずに済んだけど)、
やっぱり製作側もアクタスを信用してなかったんですね…w

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 216
サンキュー:

15

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