Keiner さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
意識高そうな雰囲気からの普通のラノベハーレム
戦わないが、かなり俺つえー感の強いストーリー。
いかにもな設定の学園、いかにもな設定のキャラ、最低レベルのクラスからスタートして、力を隠している主人公が無双してのし上がる。その過程で女子が落ちていく。
端的に言って、内容はかなり石鹸枠に近い、テンプレラノベハーレムです。異能バトルがないというだけです。
すごくライトなストーリーラインのわりに、広告やオープニング、サブタイトルなどにやたらと哲学書からの引用を多用するのはミスマッチな感じがありました。
そういう難しくて深い内容を期待した人からしたらバカバカしいと言われても仕方ないし、ライトな内容を求める人からは敬遠されてしまうかもしれません。
たぶん、一種の厨二演出で、雰囲気がかっこよければいいということなのかな?
ラノベ原作にありがちですが、序章で終わる感があり、主人公の生い立ちどころかほとんどの登場人物の背景がきちんと描写されないまま終わります。
主人公や櫛田については謎が残りすぎてちょっともやもやします。
テンプレラノベらしい、爽快感、安心感、分かりやすさは保証します。
加えてキャラがかわいいので、ぼけーっとしながら見る分にはかなり楽しい作品でした。
この手のアニメには厨二バトルがつきものだったので、それが苦手だった人にはもしかすると受けるのかもしれません。