退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
異世界転生×シュタインズゲート
Dアニメで1話のみ視聴。
多分全話早送りで飛ばしながら見ます。
この異世界転生シリーズ避けてました。
ちょっとレビューが長いので後で編集します。
転生シリーズへの考察1
{netabare} ~
永井豪の真夜中の戦士で日本の異世界転生の
戦士ものは完成してしまった感があり、
現代のアニメ制作の旗手の一人、新房昭之はどこまでいっても
永井豪(おもにデビルマン)から抜けられない、と語ってます。
真夜中の戦士も1974年出版ですから、しょうがないです。
昨今の異世界ファンタジー転生シリーズは
海外や日本の古典SFにハーレム要素を取り入れて作ってます。
古典SFやその影響を受けた漫画を見てから転生シリーズを見ると、
中途半端なシリアスはシラケます。どっかで見た話ですから。
完全なギャグか絶望的なシリアスは好きです。 {/netabare}
転生シリーズの考察2
{netabare} ~
それは主人公が実験(神様または悪魔、宇宙人の娯楽の場合もあり)
のために転生または英雄にされて、
全ては操られていた。仕組まれていた。という話です。
これは日本や海外のSFではやりつくしてしまい、もう禁じ手のレベルです。
最古のものはゲーテのファウストでしょうね。
まどかマギカでおなじみ、ワルプルギスもファウストから出典です。
転生シリーズでは最初から説明され、ドッキリ感覚はありません。
そう言えばファウストも最初から説明されます。
{/netabare}
このアニメの感想1
{netabare} ~
ループや復活設定はよく出来てます。
キャラも良いです。しかしなぜ乗り切れないのだろう。
主人公がいちいち腹たつからでしょうか?
能登さんの殺し屋、
子安さんのピエロも新井さんのロリータもいけてますし
水瀬さんのメイドも良いのです。
一つにはこの作品の持ち味、話がループするから進まない
ということ、それを持続させるため主人公が痛い設定
ということですかね。
強いて言えば異世界ではなければ、つまり現在の日本を舞台とすれば
もっと面白かったでしょう。
それではシュタゲと何も変わりませんが。
{/netabare}
感想2
{netabare} ~設定が面白いはずなのに見るのが疲れるし、
見てると腹たつ、特に主人公の発言と喋り方ぁ。(うざいです)
因果律干渉という言葉や概念を知ってる方もいるでしょうが、
原因と結果、それを変化させる存在、完全未来予知と
タイムスリップ能力。
なのに主人公が死ぬほど苦悩するという話ははっきり言って嫌いです。
シュタインズゲートの上手いところは、
アトラクタフィールドという概念を持ち込み、
神はサイコロを振らないという、世界は一つの相対性理論と
並行宇宙理論の量子理論をSF的に融合させたところにあります。
Reゼロは死に戻りを話すと心臓が潰されるわけですが、
はっきり言って脚本、設定が甘いです。
タイムスリップやループ舐めすぎですね。
セーブポイントに戻る設定は主人公の苦悩で相殺されて、
雑音になってるかもしれません。{/netabare}
感想3
{netabare} ~王都白鯨編、面白そうですが、やっぱり見てると腹がたつ、
主人公にどんどん都合良く(悪く)進む話にタイムリープが
絡んでいるのか、いないのかスッキリしない。
脇役はカッコいいし強い。可愛いメイドも主人公にすぐ惚れる。
タイムリープものはリープを繰り返して主人公がレベルアップする系と
リープの中で解決策を発見して問題を解決する系統があります。
どっちつかずですね。
周囲が基本解決して、主役は物語では脇役扱い。
なのに感謝もされるし、女の子に惚れられる。 {/netabare}
文句を好きなだけ言っていいなら、大傑作でした。
大嫌いな主人公だけど最高に面白い作品と言えます。