芝生まじりの丘 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
RPGの傍流を突く
最近こういう剣と魔法のあるいはRPGの世界で、スキルアップし強敵を倒すという王道をゆくのでなく、他の要素にスポットライトを当てるのはやってますよね。食べ物とか、ゴブリンとかイロイロ。
この作品はRPG×キャラクタ属性かな。
RPGの枠組みでRPGらしくない変なキャラを集め、ギャグにしてしまうというアプローチです。
ただどの"キャラ"も表面上にテンプレ通りの変な性格がついているだけで、捻り方が浅いように感じました。
カズマがもっとちゃんとガチクズになってくれれば個人的には面白くなったでしょうか。別に知性の高さも感じないしな。何でラノベ作品ってこんな知恵遅ればっかりなんかね。
多分ライトノベルの製作者陣は、登場人物設定を考えるとき安直に、「はい、この子は"ツンデレ"で、"委員長"で、」とただただ既存の属性をベタベタ貼り付けて、それで人間を創造した気でいるのだと思います。それでいてライトノベルは"キャラクタ命"なのだから笑ってしまう。(そこそこ面白いラノベももちろんあるけど概してね。)
魔法使いの子が中二病設定で行こうとしつつも、なんか普通な子におちついちゃってるのがちょっと面白かったかなあ。
ラノベ作品って割とテンプレな一目でわかる変態をたくさん出して、でも実はつきあってみると意外と普通な悩み抱えてたり、絆が生まれたりする、みたいなの多いですね。
でも普通に生活しているような共感できる人間が、ちょっと変なことをする、という方が面白いと思うのですが。
ライトで先が気にならない訳ではないから一応最後までは見れましたが魅力はあまり感じませんでした。
あと最近のアニメはチチが揺れるんですね驚きました。まあバカな女がデカイ乳揺らして歩いてるってのが男に都合が良いんだろうね。