pister さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見返したいけど全50話…
最終回まで見て
{netabare}一部ではガチ考察が流行ってるらしい。
全体をギャグで進めて最後をSFで落とす系。
ループ次元が積み重なってるネジ型世界が舞台。
カブトボーグやガッチンポーみたいなノリではあるけど、伏線はなかり張ってある。
メタネタも非常に多い。
とはいえ、結局はあいつもNこいつもNで大体済まされてしまうような?
太陽系会議がどこまで踏み込んでるか、どれが共通個体かってのは1回観た限りでは分かりづらい。
お子さんと視聴する親向けってことだろうけど、昔の作品のパロディの量は半端ない。
特撮やアニメやゲームネタなら分かるが、映画ネタはわっから~ん。
ああ、虎への道はすぐに分かった、ゲームそのものよりサントラ持ってれば一発かと。
ただこういったパロ羅列型だと何かあっても「これは何かのパロなんじゃ?」と疑って見てしまうので疲れる。
いもチンプリンスが南涼子先生に見えるとかね。
同様に「これは何かの伏線なんじゃ?」って感じで一瞬たりとも目を離せない、1クールアニメならともかく1年モノでこれは正直キツい。
個人的にはナグリが出てからイマイチだった感、電電公社のアレみたいだし能登合わないし…ウィッチブレイドでアクティブ系合わないって悟ったんじゃなかったのか。
また、エースオカは“ヘヴン状態”の生みの親らしい、バンダイの実在の人物で、いうなれば原作者みたいなものか。
スゴスゴインダーネジ(たかはし智秋)は物凄く田中真弓チック、と思ったら“夜のヤッターマン”でオダ様をやってたらしい、その流れか?
あ、それと不思議なくらい作画崩れは無いです。
一番のお気に入りはパチボットのキチガイシーン、ああいう荒唐無稽なの増えてくれんかねぇ(インドアニメでも見れば良いのか?)。
と思ったら最終回でも出たので、人気を受けてのことだったんじゃ?と思ったり。
ただ最終回は皮肉が直截すぎだと思う。
昨今の深夜アニメの俺TUEEE系、特に「〇〇が好き過ぎて倫理観がイカれてる、けど周囲は誰も否定しない」って作品と比べるとこっちのがよっぽど大人向けに見える。
う~ん、単に自分が「中二病を笑う高二病」なだけなのかな?
半分寝ながら見た回もあったりするし確認のためもう一度見たいって気持ちはあるけど、1年分…全50話…ひいい。{/netabare}