STONE さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
キワモノかと思いきや
原作は未読。
雰囲気的にはキワモノな印象だが、異なる属性の男女カップルによるライフスタイルや感性の
差異が生むコメディというのは結構王道なパターンだし、展開的には正当的な純愛もの。
もてない地味な存在の羽柴 ジュンイチが、あっさりギャルの八女 ゆかなと付き合うことになり、
このゆかなが派手でエロい外見とは裏腹に純情な娘で、更に他の女性からも好意を
寄せられ・・・って、これは男性の夢だよねえ。
ゆかなが初回であっさりジュンイチの告白を受け入れたこと、更にゆかな一人の時の態度などから
するに、以前からジュンイチに思うところがあったのかな?という気がしたが、原作未読のために
真相は判りません。
脇キャラはジュンイチ側では友人3人組の存在が笑いどころとして大きいような。特に小早川 稔の
極度のロリコンは面白いが、かなりやばい。
一方、ゆかなサイドで印象深かった脇キャラは本城 蘭子。中の人の喜多村 英梨氏だが、割と
近い時期に「くまみこ」の酒田 響、「斉木楠雄のΨ難」の相ト 命、「魔法少女サイト」の貝島 えり
などを演じていたせいか、ギャルやヤンキーなどの金髪キャラと言ったらキタエリといった
イメージがこの頃は強かった。実際はそうでもないんだろうけど。
本城 蘭子がコスプレ喫茶でバイトをする際に扮したのが、やはり喜多村 英梨氏が演じた
「魔法少女まどか☆マギカ」の美樹 さやかで、中の人つながりの遊びが楽しい。さやかの名台詞
「奇跡も魔法もあるんだよ!!」が本作でも登場するが、シチュエーションの違いでトーンが全然
違うのも面白い。
この回の朗読を始め、全体にノリノリの印象が強かった喜多村 英梨氏でした。
2019/10/06