こすみどる さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
終わりよければすべてよし
※完全に主観的なレビューです※
好みによって好き嫌いが分かれると思う。
自分は、こういう「全部設定ってことにしてしまえばなんでもあり」が苦手なタイプなんですが、観終わった結果、やっぱり苦手でした。
ハッピーエンドで終わったから良かったけど…。
まどマギとかダメなタイプです。
まどマギ苦手な人は観ないほうがいいです。
好きな人は是非ご覧ください。
下記、気になったポイントを思いつく限りピックアップ。
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・アニメしか視聴していないが、前提条件と設定がガバガバすぎる。
・なんで下の名前じゃなくて東郷さんって呼ばせてるの?
・結局精霊ってなんなの?
・なんで散華するたびに精霊増えるの?
・なんで今までの呪いが解けて解放されたの?
・穴あけたとこどうなったの?っていうか穴あくんだ。
・なんで世界の外側のやつらは攻めてくるの?何が目的なの?
・なんで一旦バーテックスの襲来なくなったの?
・終わりが良かったからハッピーエンドでよかったねってなったけど、奇跡が起きなければ悲惨だし、結城友奈の行動は理解ができない。
・なんで東郷は過去に2回満開して散華してるのに両足と記憶?一回の散華で供物にされるのは片方だけじゃないの?
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前提条件が分からないことを伏線にしてるっていう設定、よく言えば伏線多くて、後半徐々に分かってきて「楽しい!」ってなる人もいると思うけど、それ伏線というか、ただ設定を見せてないだけやん。
結局、些細な伏線は回収されて理解できたけど、世界の構造とか全くわからないままだし。
…でも、タイトルの通り、終わりよければ全て良し。
ハッピーエンドなのはよかったです。
なんていうか、
どうあがいても悲しい場面が起こる設定からスタートする物語って、人によっては振り幅大きくて感動した、泣いた、って人も多いと思うけどさ…そりゃそうだろうよ。
設定で喜怒哀楽を喚起させるものより、ささいなことで起こり得るリアルな状況から生まれる心理描写、喜怒哀楽が好きだなぁ。
まぁアニメだから何でもありなのかもしれないけど。
あまりに異世界すぎて、SFすぎて、個人的な好みでは全然でした。