退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ありがちな異世界トリップ物かと思えば…
この作品は異世界物にしては珍しいほどにアクションが多いわけでも、主人公が強いわけでもありません。
むしろ、主人公の陽子は精神力が弱い方だと思います。
しかし、陽子の心の弱さが出会う人々や妖によって少しずつ成長していく様が素晴らしい!
特に楽俊(ネズミ)と出会ってからの成長が目まぐるしく、話も楽しくなってきます。
原作には出てこないとある女性に多少苛立つものの、心の動きが分かりづらいアニメにおいては必要な存在だったのでしょう。
普段アニメを見ない方、良質なファンタジーが好きな方にオススメです♪
(2017.2.5 レビュー更新)
原作小説も長いシリーズの2/3までは読破するくらい好きな作品です。
いえ、正確にはでした。
アニメを10年ぶりくらいに再視聴したところ、半分まで視聴したあたりから拒絶反応が…。
主人公が女々しいとか、精神力が弱いと感じた当時の自分の評価は完全に誤りでした。
主人公は随分女性らしくないし(いい意味)、精神力も弱くない(良くも悪くも、典型的な主人公タイプ)。
その代わりに、対比される他2名(3名かな?)の女性が、女性の悪いところを余すところなく表現してくれてる。
見ていて不快で辛い…。
{netabare} 昼ドラに出てくる人物並に嫉妬深いし、他力本願だし、自己中だし。
まさかこのアニメを見て「女性ってこんなものなのか」と勘違いする人はいないでしょうが、このアニメに出てくる脇役の女性たちはキツイです。
作者は女性なのに、よほど女性嫌いと見える。
当時は観れたはずのものが、途中までで断念しました。
恋愛がらみでもない昼ドラのようなドロドロとした人物描写が好きな人は、合うかも。 {/netabare}
途中までは、間違いなく名作だと思います。
楽俊を愛でるアニメだと思ってください。
1クール目までは、視聴をオススメします。
申し訳ないですが、総合評価は下げさせていただきます。