「機動戦士ガンダム MS IGLOO - 1年戦争秘録 -(アニメ映画)」

総合得点
65.9
感想・評価
162
棚に入れた
839
ランキング
3124
★★★★☆ 3.7 (162)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.7

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ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シンSFスーパー英雄(?)列伝30

チャラララララ~ンラ~♪という物悲しい曲と共に試作兵器の試験(失敗?)結果を述べるラストがなんともいえない作品です。
タイトルに機動戦士ガンダムとありますが、ガンダム出てきません(おいっ)
出てくるのは主にジオンの技術将校と試作兵器のパイロットに高慢ちきな女性仕官&艦長ですが、この女性仕官がいい味だしてます(おいおい)
最初は艦長とケンカばかりしてる、ただの威張りくさった女としか見えなかったんですけど、やっぱり威張ってますね(苦笑)
敗れざる者たちという小説がありますが、このアニメは正式採用されずお蔵入りとなった兵器の一瞬の光芒を描いた作品で、まさに敗れざる者(兵器)たちといってもいいかもしれません。
全3巻(続編あり)で、それぞれ
※試作艦隊決戦砲QCX-76A ヨルムンガンド
※試作モビルタンクYMT-05 ヒルドルブ
※試作モビルスーツEMS-10 ヅダ
という兵器が出てきます。
まあ、3巻目のヅダははっきりいって欠陥をかかえた失敗作でしたけど、前の2つは使う場所させ間違えなければ有効な兵器だと思うんですけどねぇ・・・
特に1巻目のヨルムンガンドは、コロニーレーザーの前段階(大きさは全然違いますけど)みたいなもんで、最初に観た当初は、もしかすると、この結果が生かされてるのかもとか密かに思っちゃいました。
初期の3D作品なんで、動きになんかヘンなところとかありますが、とにかく試作品にかける漢(おとこ)達の熱い生き様に思わず見入ってしまう作品です。
(ただ、よく考えるとオデッサ・デイあたりの作品なのに、新型モビルスーツのプロパガンダとしてヅダをPRする位なら、グフやドムで良いんじゃないでしょうかね。)

投稿 : 2017/09/19
閲覧 : 381
サンキュー:

12

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