「スカートの中はケダモノでした。(TVアニメ動画)」

総合得点
58.3
感想・評価
138
棚に入れた
586
ランキング
6673
★★★☆☆ 2.9 (138)
物語
2.7
作画
2.9
声優
3.0
音楽
2.8
キャラ
2.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

純情女子大生が女装肉食男子に食われるティーンズラブ。「僧侶枠」第二弾、エロ可愛さは中々です。

「ティーンズラブ」というジャンルの漫画原作の5分ショートアニメです。
レディコミを可愛い絵柄にして、ラブコメを、エロ寄りにした感じ。
内容は…スカートの中は(女装男子の)ケダモノでした(意味深)
前作「僧侶と交わる色欲の夜に」も酷いが本作タイトルも大概だなぁ…
ヒロインの性格・キャラデザの可愛さは中々に萌えるので、「女装してヒロイン食いまくる男のキモさ」に目をつむれば面白い…
いや、そこ一番看過できぬところかも。
(2017夏で「異世界はスマーフォンと共に」に次いで「は?」と言いたくなるアニメ)

ヒロイン萌えと、意外に純情ラブコメなところあり、前作よりはちゃんと見られる内容でした。
…次回作も「僧侶枠」は続く模様。
「お見合い相手は教え子、強気な、問題児。」はてさて?

{netabare}『物語』
女子大生の小南静歌(こみなみしずか)ちゃんは男がニガテであったが、合コンで年上の女性?霧島涼(きりしまりょう)さんと意気投合するが…
実は涼さんは女装男子であった!
以来、静歌ちゃんは執拗にこの女装男子にあの手この手で迫られ口説かれ、えっちな事をされるのだった…

いや~、女装男子で肉食ってタチが悪い。
見所はひたすらに静歌ちゃんのえろ可愛さ。
イヤがりつつもひたすら受け身な流され系なので、狡猾な女装男子の小悪魔的?なイタズラに抗えぬのであった…
あの手この手のシチュエーションで隙あらば静歌ちゃん狙われる、思わず(は?えぇ…そうくるのか…)と呆れるやら、笑えるやら。
特に前半は一歩間違えれば犯罪スレスレなヤバさが…
前作が木魚規制などでエロシーンが完全ギャグになっていたのに対し、本作は一応ちゃんとエロ可愛いのは評価。

最初は戸惑い、涼さんの真意を測りかねる静歌ちゃんが、次第に涼さんを気になっていく。
最初はおふざけでイタズラしていて何考えてるのか不明だった涼さんの本気の想いが次第に噴出してくる。
後半~ラストは結構ちゃんとラブコメしていて良い感じ、すれ違いや切なさ、遊園地でのロマンスも中々。
…涼さん意外と根は純情だった、最初はふざけて見えても実は本気でしたというベタな王道に則っており、通して観ると印象は悪くなかったです。
総じて
ギャグ(では無いハズなんですが)的には前半の方が意外性あって面白い反面、犯罪的でやや不快、後半は実は純情という事でラブコメとしては好転するも意外性は減退。
悪くない内容でしたが、やはり5分枠で十分とも思いました。


『作画』
静歌ちゃんが可愛いのが強み、エロだけでなくちゃんと「萌える」キャラデザなのはグッド。
胸は大きく、でも巨乳すぎない適度なエロさ、男子向け深夜エロラノベの大半よりは好みです。
規制は木魚などのギャグに頼らずに時間飛ぶ→事後?な演出でカバーしているのは、想像の余地があって良い。
…総じて「僧侶…」のダメなところを改善してきたか?

『声優』
静歌役の花影蛍さん、霧島涼役の皐月栞さんどちらも好演。

『音楽』
主題歌は無かったような。


『キャラ』
静歌ちゃん可愛いです。
奥ゆかしく優しい、ひたすらに流されるちょろいヒロインであった。
まあ、一途に想われたら、チョロくなくても惹かれるのは分かる、涼さん見た目はイケメンだし、実は誠実だし。
乙女ゲーのお人形さん系…とも微妙に違う、言うべきことは結構ちゃんと言っているのも好印象。

涼さんは…当初はヒロイン食う為に女装して弄んでいる悪い男という印象→静歌ちゃん本気で好き、好きな子にイタズラしたい純情男子?
と印象好転。(正直それでもちょっとアレですが…)

他あまり印象に残らず。
涼さんを許容できるか否か?キャラは悪くなかったです。{/netabare}

投稿 : 2017/09/18
閲覧 : 469
サンキュー:

20

スカートの中はケダモノでした。のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
スカートの中はケダモノでした。のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

どらむろが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ