lumy さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
丁寧な作り込み。
原作未読です。しかし、超ヒット作なのであらすじは
何となく知っています。
この度、めでたく実写化されるのとは全く関係なく、
きちんと本作を見てみたいと思い、視聴を開始しましたw
5クールと長丁場なので、素晴らしいOP演出をメインに
感想を残していきたいと思います。
1クール目 1話~14話
(OPコンテ・演出:入江泰浩氏)
2003年版をたまに見ていたのですが、ストーリー展開が
若干駆け足ですね。しかし、無理のないスピードです。
1クール目のOP演出で一番のお気に入りは、
エド・アル・ウィンリィが各々単独で映るシーンです。
特にウィンリィの演出が・・・切ないですね。
2クール目 15話~26話
(OPコンテ・演出:五十嵐卓哉氏)
相変わらずのスピード感ですが、毎回終わり方が
引っ張るのでついつい次の話を見てしまいますw
この2クール目は、マスタング大佐が活躍するクールです。
さすが、「焰」の錬金術師ですね。
本クールOPは、めちゃくちゃかっこいいです。
何と言ってもサビ部分のブラッドレイとリンの戦闘シーンは
すごいです。あんな引きのアングル、普通思いつきません。
3クール目 27話~38話
(OPコンテ:笹木信作氏、演出:佐藤育郎氏)
3クール目に入っても中だるみしないですね。
まだまだ伏線を回収するどころかバラまきまくっています。
本クールの見所は、やはり少将でしょう。
良い上官ですね。上司だったら迷わずついていきます。
OPは、最初今までのOPと比べていまいちな感じがした
のですが、回を重ねるごとによく見えるスルメOPでした。
繰り返しになってしまいますが、少将が好きになってから
少将のカットがカッコよく見えてしまいます。
4クール目 39話~50話
(OPコンテ:大橋誉志光氏、演出:池畠博史氏)
4クール目に入り、ようやく伏線の回収し始めましたね。
重要キャラクターが一同に介し、いざ決戦というクール。
3クール目までは場面展開が上手かったのですが、
本クールは終わりを見据えてちょっと駆け足気味でした。
OPも今までのものと比べると、いかにも少年マンガって
感じのカット割りですね。
どちらかと言うと演出は、EDの方が凝っていました。
5クール目 51話~64話
(OPコンテ・演出:池添隆博氏)
セントラル大決戦の幕開けです。
本クールのOPは、今までのOPに比べてパッとしない
のですが、その分本編のバトルシーンに力が入ってます。
大総統の戦闘シーンは、見ごたえがありました。
また、5クールもあるので登場人物が多く、
場面転換が多いのが残念。
しかし、それぞれに見せ場があって、
ラストに向かう盛り上げ方は良かったです。
【総評】
さすがの超ヒット作。原作の力強さが伝わりました。
また、作画・声優・音楽のレベルが平均以上で
5作品分の時間を費やす価値は十分にあります。
長い旅路でエルリック兄弟が得るものは・・・
是非本編でお確かめください。
(強いて不満を言えば、主題歌がソニー押しだった
ことでしょうか。
ケミストリーはちょっと懐かしい感じがw)