「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1(アニメ映画)」

総合得点
63.4
感想・評価
92
棚に入れた
350
ランキング
4396
★★★★☆ 3.4 (92)
物語
2.8
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.4

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

チャールズ夫妻とレントンの成長

冒頭にサマー・オブ・ラブの猛烈な戦闘が繰り広げられる。デューイとホランドはまだ兄弟としての絆を保っている。アドロックはやはり一科学者に過ぎず、英雄と呼ぶにはまがいものであると自身で語っている。

PLAY BACK とPLAY FOWARDを繰り返しながら、チャールズ夫妻との決別を覚悟するまでが描かれる。

TVシリーズとの違いは、アドロックがレントンをチャールズ夫妻に養子に出していたということになっていることだ。多分この世界には育ての親であるじっちゃんは出てこない。

製作側もエウレカセブンという話を咀嚼しきれていないから、この作品で最後まで語りたいのかなと感じる。

チャールズ夫妻の温かさからの決別が、この物語の一つの屋台骨になっていたと感じた。

当初、レントンは退屈な現状を打破するために、ベルフォレストを出た。エウレカはきっかけに過ぎなかった。

当初の目的は達成され、エウレカを守るために奔走する。しかし、自分の能力や常識を超えなくてはならなくなり怯んでしまう。

リフボードが良い例だ。憧れのホランドの言うことを鵜呑みにして、自分で考えて、物事を決めていなかったことに気づく。

チャールズ夫妻は優しいが、残酷でもある。レントンにねだるな勝ち取れと促しているのだから。

投稿 : 2017/09/17
閲覧 : 220

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