天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シンSFスーパー英雄(?)列伝26
ビィ~ンビィ~ン(鳴り響くサイレン)
竜馬
「(開く自動ドア)博士、百鬼帝国の攻撃ですか」
弁慶
「腕が鳴るわい」
早乙女博士
「いや、今度の敵は鬼じゃなくて、どうも翼が生えてるらしい」
竜馬
「何ですって」
隼人
「というか、竜馬。何だその格好は?薄いブルーじゃなくて白いユニフォームになってるぞ」
竜馬
「えっ?ええ~」
という事で(こらっ)主人公はゲッターロボと同じ神谷明が演じている闘将ダイモスの感想です。
長浜ロマンロボシリーズ3部作の最後の作品で、5機のメカが合体した前2作と違い、1台のトレーラーが変形してダイモスになります。
が、このダイモス、何かあまりカッコ良くない(苦笑)というか目の下が黒いので、悪役に見えます(おいおい)
本作は主人公の竜崎一矢と敵の幹部の妹であるエリカの愛をテーマにしており、そこにエリカの兄であるリヒテル、剣の達人夕月京四郎、どう見てもこいつが悪役にしか見えない三輪長官など、様々なキャラクターが絡んでいく話は面白かったです。
ただ、その分かっこ悪いロボのデザインも含め、スーパーロボット物としてはイマイチだった気がします。
チャ~ン、チャッチャッチャッチャチャチャチャ~ンチャ~♪
燃やせ~燃やせ~、真っ赤に♪の歌詞で始まる主題歌「立て! 闘将ダイモス」(歌手:ささきいさお)は歌詞の通り燃えますし、エンディングの「エリカのバラード」も恋愛がテーマの本作に合ってたと思います。
打ち切りのため当初の予定より短い44話(今のレベルだと十分長いですが)となり、最後の方は駆け足気味な展開でしたが、予定通りなら三輪長官は浮浪者の廃人となり、誰も気付かれず消えていく描かれ方になるみたいだったようですね。