イムラ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ゲーム原作アニメについて思うこと
<2019/8/24 追記>
自分はどうもゲーム原作のアニメが苦手なようです。
主人公=プレイヤーなので主人公が無味無臭になりやすいというのが一つ。
あとは、シナリオですね。
ゲームは物語の分岐点を結局「フラグ」というデジタル情報に落としていくことになるので、一つ一つのエピソードが底の浅い展開になりがち。
ちなみにシュタゲはこの2点がそれなりに解消されている印象です。
前者は主人公「岡部倫太郎」のキャラを極めて濃い味付けにすることで、
後者はフラグの数を多く且つギミックの効いたものにすることで他のゲーム原作作品との違いを作り出せている。
それでもゲーム臭はやはり残っていて私は少し苦手かな。
ゲーム脳という言葉がありますが、そういうのはやはりあるのかな、とか思いはじめてます。
キャラクターの感情の動きをフラグで判断しようとしたり、ストーリーを分岐だけで理解しようとしたり。
アニメの感想で時折そういうの見かけますが、物語を楽しむという意味ではちょっと勿体無いと思います。
私の中にはそうした風潮に対する反感もあって、だからゲーム原作苦手に拍車をかけているのかもしれませんけど。
<2017/9/10初投稿>
これがあにこれの総合評価1位なのか
と思ったので投稿します。
総じての印象は、よくできてたと思います。
SFネタをアニメ向きによく作り込んだな、と。
シナリオ作る際の苦労が偲ばれます。
一方で伏線回収が複雑になりわちゃわちゃしてしまった感があります。
SFのパクリだ、と非難し始めたらその手の作品全滅なのですが、一方で、これはシュタゲのパクリじゃないか、と他作品を責めてしまうのもどうかと思います。
絵柄とopは好きでした。