天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シンSFスーパー英雄(?)列伝25
日本アニメーター見本市の第8弾目の作品で、女性監督らしくおしゃれ感じの作品です。
セリフはほとんどなく、その分音楽の比重が大きく、まるでPVを観てるような気分になります(というか、これPVじゃないの 汗)
たまご型の携帯端末(スマホ?)や透けるパソコンなど、さらっと近未来を感じさせる道具を見せる描写は上手いですね。
内容は故郷から出てきた主人公の女性が、現実に疲れ押しつぶされそうになりながらも、再び夢に向かって歩き出す姿で終る物語です。
ただ、先に書いたとおりセリフはほとんどないので、そう感じてるだけかもしれませんが(苦笑)上手くまとまっている作品です。
そういう点では良く出来ていると思うのですが、逆にいうと他の見本市の作品のように大風呂敷を広げておいて、さあこれからという所で終ってしまうようなスケールの大きさ(人、それを投げっぱなしと言う)は感じません。
あと、扉を開けると、列車の中が雪景色になっている描写は良かったですね。