四文字屋 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
わかっちゃいるけどやめられない。名作だと言われてハードル上げて観ても易々と越えていく、ちょっとずるいんじゃない?
っていうぐらいの名作であります。
{netabare}小学校時代の仲良し6人「超平和バスターズ」の面々が、メンマの事故死をきっかけにしてバラバラになったまま、高校1年の夏をむかえる。その夏に幽霊として再臨したメンマと残された5人の交流、バラバラになった5人が再び絆を結びなおす、そんなキラキラした、秩父の夏から秋のひと時を描いた、傑作なんです。{/netabare}
メンマ、アナル、ツルコの女子3人がそれぞれ違うキャラ設定で魅力的。
主人公ジンタン、ユキアツ、ポッポの男3人も面白い人物設定。
まあこの6人が、それぞれに良いんです。
{netabare}そんな仲間がバラバラになってしまうのも、納得できる流れだし、メンマがきっかけになって、昔の仲間に戻っていくときのディテールまでがきれいで、5人それぞれに血がかよっているのが感じられる。そしてその過程で、みんながそれぞれに心に抱えたままでいた、わだかまりやトラウマを吐き出し、ぶつけ合う姿が生々しくて。{/netabare}
ノイタミナ枠の作品にしては珍しく、今もフジテレビTWOとかでリピートされ続けているのが納得出来る、そんな作品な訳です。
ちなみに私は、最終回の感動シーン、たしかにグッと来るんですけど、
実はむしろ、Edの「シークレットベース」、何度観てもグググッと、気持ちを持って行かれます。