退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本編より好き、と思ったけど本編も好き
本編の前提として見ると、本編もより楽しめる話
神、ドラゴン、巨人、天使、エルフ、ドワーフ、機械生命、魔物、吸血鬼、獣人、人魚、人間等
様々な種が共存する世界、様々な種の戦争に巻き込まれ人間は衰退していた
そんな人間種であるリクは、エクスマキナのグループから放逐された個体と出会う
ネタバレ注意です
{netabare}機械的なシュビィが感情を身に付け、目的のため主人のために、自分を捨てた長の元へ戻ろうと説得を試みるシーンが一番印象的
単独行動が上位種のフリューゲルに見つかって、肝心なところで失敗したシュビィは、逃げでも勝ちでも負けでもなく、同種のエクスマキナに意志を継ぐことで勝とうとするのだけど、これを受け入れてくれなくて、全身全霊の説得を、フリューゲルと戦いながらに行うシーンです
戦えもしない、逃げ隠れて暮らすのに必死でどうしようもない人類が、リクとシュビィを中心に立ち上がり、何も犠牲にしないルールのもと、交渉によって上位種と渡り合い、最後に勝ちを掴み取るって概要
猿から進化した獣同然の扱いを他種族から受ける人間というのも、人間が動物と同じだって忘れずにいるようで好感
全体的に感情的で好みな内容でした
あとオールドデウスの仏言みたいなしゃべり方は凄かった
{/netabare}