四文字屋 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「異世界自衛隊」はある意味とんでも作品だけど、こういうのを頭で考えて見ては負けです。これはひたすら、自衛隊TUEEEEと種田梨沙さんの意外と少ないロリエロCvを満喫すればいいので、
関係各国の軍事バランス問題とか、
特殊工作員の暗躍とか、
日本の公安のあり方とか、
日本の憲政がなってないとか、
不自然なところを挙げつらってしまっては、
元も子もないです。
だってそれ言うなら、
銀座にいきなり異世界に通じる門が出来ちゃうってのが、
そもそも大概なんですから笑
これは、子供の頃見た「戦国自衛隊」の、
「いてまえ!」リメイクバージョンだと割り切って、
兵站が途切れることなく機能し続ける「異世界自衛隊」が、
憲法も自衛隊関連法も全部無視して、
持てる現代兵装を遠慮なく中世ファンタジー世界にぶち込みまくり、
ファンタジーの住人を蹂躙したらどれほどかと、
勝手気ままな暴虐三昧を無責任に見続けられるかどうか。
これが全てなんです。
私はシンプルに楽しめました。
実際、自衛隊の無双っぷり、痛快でした。
これはもう、倫理観の問題ではなくて、
実の処は戦争ごっこ=実際フィクションなんだし、
元ネタになってた「地獄の黙示録」や「戦国自衛隊」を見るのと同様、
現実世界の話とは完全に切り離して見ちゃったし、
こういう作品はそれでいいと思うのです。
あとは、ここでも諏訪部さんがCvやってる天然タラシの自衛隊員を愛で、
病気休養前の、いつになく艶っぽい種田梨沙さんのロリ=ロウリィを堪能する。
あと、それに加えるなら、
ピニャ・コラーダのコメディリリーフっぷりの楽しさを戸松遥さんCvで楽しむ。
これはそういう風に出来ている作品です。
いろいろ考えなきゃいけない、
と自戒して自滅した第2期より余程面白かった。というのが、結論。