うしこ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
ダイスキ!
(前半追記)
あまりにもフィギュアスケートや他のダンスアニメと比べる方が多いのが気になって、最近ボールルームの影響から社交ダンスを始めた友人に聞いて見ました。
すると、ポイズの状態でホールドを崩さずに踊るということがそもそも全然違うとのこと。(作中で男性と女性が組んでるあのポーズです。)
身振り手振りを使って踊るようなイメージが「ダンス」というだけである人が多い気がします。競技ダンスはそもそもホールドを維持しないといけないので、全くそれらの踊りとは別物ということですね。
実際私もそのようなイメージがあったのでとても反省しました。
動いていないというのは見る側のイメージの問題も大きいと思います。
競技の種類によっては上半身はほとんど動かさないようにしてステップ(?)をとっているものもあるらしいです。
また首が長いと言われていますが、実際に競技をやられている方、肩を落としているので首が長いんです!それがまたセクシー!友人に目の前でやってもらってビックリしました!
ダンスシーンで誇張している部分なんかは迫力を出すためにエフェクトのように描かれているのが私は好きです。
なんか全然伝えきれませんが
競技ダンスをやられている方にしかわからない採点基準もあったりします。このアニメが競技者から好評なのもそのようなところがあるからだと思います。
ものすごく勉強されています、、、。
もっと競技ダンス自体が定着してくると、さらに楽しくみられる人が増えるのかな。
11話まで見てもっと踊らせろという人は特に競技ダンスを映像でもいいのでみてほしい!
だって踊っているってことで言えば、アニメは印象どおりだったので!
漫画の方が動いているという方は、漫画は読み手のタイミング次第でどうとでも動けるのでイメージが膨大なのでしょうね!
原作素敵ですもんね!
毎話毎話釘付けです。
ちゃんとスポ根なので、アニメを普段観ない人が観やすい構成にもなっているとも思います。
声優の男の子も、回を増すごとに魅力が増し、仙谷さんやベテラン勢がピリッと締めてくれているので、タタラくんのあどけない感じがもはや可愛いなとクセになりました。
ダンスシーンは止め絵が多い、もっと長回しでみたいと言うような感想もあるようですが、タタラくんは初心者なので、踊りとしては下手くそです。
下手くそな踊りを描くと言うのは実はとても難しいことだと思います。(昔そのような仕事をしたことがあったため頭を抱えました、、)
曲付きで長回しでやってしまうと、アニメーションではどんな絵を描いても踊れているようにしか見えません。「下手くそな動き」ではなく、「描き手が下手くそ」に見えたりもします、、。
それをカットを変えたり止め絵を入れたりして印象的にしつつ、動かすところで動かす!と言う表現の仕方にとても痺れました!他のキャラクターもこのやり方に統一感がでるように構成されたのかなと思いました。
というわけであちこち大満足でした。
最後まで楽しみにしています〜!