なべっくす さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あぁ…やっぱメインヒロインは加藤だった
今頃になって観終わりました。
加藤〜!!俺だ〜!結婚してくれ〜!!
一期と違ってシリアスな部分、と言うかそれが現実というか、が多くなってました。(こちらの方が丸戸先生らしいけれど。)ただストーリーに散りばめられたテンポの良いコミカルな会話や色気は相変わらず素晴らしく ストーリー自体が重すぎるものにならないようにしていたと思います。
観始めこそ1期から引き続きハーレムで…ラブコメで…なんて思っていましが、全くもってそんなことは無かったです。むしろハーレムなんて言うのははただのお飾りに過ぎず実際には、倫也はもちろんヒロイン3人(氷堂アレ...)の「将来」「才能」「現実」「恋路」「友情」などなど 挙げればきりがないですが そういった物に対する交錯した心の葛藤を描いた青春物?であったと思います。
またそれをキャラクターが言葉にだしてしまえば話は簡単ですが、そこを敢えて伏線や描写やキャラの息使いを使って白黒をはっきりさせない事で、僕個人としてはキャラの心情を理解するために あれこれ考えながら観れて、キャラ自体を気に入っているのもありますが、本当にのめり込まされましたし、楽しかった。これを実現させた 作画や声優さんの演技には脱帽です。
さて、本題は加藤さんです。
何ですかあの えも言えぬ愛しさは…。
{netabare} 8話の視聴覚室での会話で blessing softwareが、みんなとの日々が本当に好きだということを倫也に見抜かれ、思わず涙を流してしまう…自分でも薄々気づいていたけど、人から言われてはじめて自分が思っていた以上に好きだった事に気付く。同時に倫也の前で涙を流したのは倫也を信頼していることを裏付けてるようなものだし、その後倫也の家で一晩過ごしてたし…夫婦かよ!羨ましい!めんどくさい属性も追加されて感情も出せるようになってメインヒロインらしくなりましたね。あと、その後のデートでの会話
安「走るなよ」
加「安芸くんが走らなければ大丈夫だよ」
安「転ぶなよ」
加「安芸くんが道を切り開いてくれれば大丈夫だよ」
安「離すなよ」
加「安芸くんがしっかり握っててくれれば大丈夫…だよ」
もう… 何も言うこと無いですね。 {/netabare}
最後に 是非キャラソンを聞いてみてください。メロディもさる事ながら、歌詞が良いです。アニメを見ていれば あぁ…となる歌詞がいくつもあります。是非とも「M♭」「Eternal♭」「Glistening♭」の次のU M Iも聞きたいですね。いつになるかは分かりませんが、三期があることを願っておきます。ナムナム