過たる さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 1.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
作画と声優のミスマッチによる悲劇
ジャンルは、ファンタジー、学園物。
全体の感想としては、何も考えずに映像美を楽しむ作品。
●映像について
シャフト陣営で安心して見れた。
CGは若干惜しい感じで、無機物は良かったけど人物は溶け込めて無い感じがした。
●声優について
主人公の男女に俳優を起用していた。
俳優が声優をするのはどんな演技をするのか未知だから不安材料ではある。
まぁ広瀬すず(なずな役)は『バケモノの子』で聞いたことあるし、そんな不安視してなかった。
菅田将暉(典道役)のほうが声優初挑戦で不安だった。
視聴中、案の定、典道は棒読みというかボソボソ何言っているのか分からない声で、なずなも見た目よりも幼い声という印象だった。
でも電車内でのなずなのセリフで印象が変わった。
少し背伸びした感じで「私、16歳に見える?」と言っていた。
視聴中、ずっと高校生かと思っていただけに衝撃だった。
確かに登場人物の実年齢が高校生ではなく小学生や中学生なら
声優の幼い感じもボソボソ言っているのも合点がいく気がした。
総じて、作画は素晴らしいのだけど大人びて見えるせいで、声との整合性がとれていなくて全体として残念。
●ストーリーについて
キャッチコピー『繰り返す夏休みの1日、何度でも君に恋をする』
後半部分の何度でも君に恋をするという部分は、視聴後だけど腑に落ちない。
そうだっけ?邪魔者がいないルートを探していただけのような。
なずなの{netabare}実父が水死体で発見されたとき、手にガラス玉を持ってたけど、因果関係がよく分からなかった。もし何か有るとするなら典道が夏休み明けに出席してなかったけど、この世にいない可能性も有るかな。{/netabare}