I.S.S さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
恒例の「シャフト要素」はないに等しい
僕が(比較的)好きなシャフト制作のの劇場版だったので、
かなり前から見ようとは思っていました。
ただ時が経つに連れ僕の視聴前の期待は膨れ上がっていき、
最終的には「時かけ超えなるか!?」というところまで来てましたねw
ところが、いざ映画館で見てみると... 結構しょぼかったっす。
「え、これで終わり?!」ってなっちゃいましたね。
かなり期待(前述)していたこともあり、少し残念でした。
まあ見る前の日に皆さんのレビューを見させていただいた際、
結構酷評が多かったことから予想はしてたんですけどね...
以下は各分野の詳細な評価です。
総合評価:66点
物語:☆2.5
{netabare}まさかのここが一番の欠点っていうね... とにかく不足感満載でした。ドラマ版,原作からの(尺の余りによる?)カットが多すぎるし、そのせいか、行動の根拠がはっきりしない場面が数多くありましたね。ラストシーンはその主たる例です。{/netabare}
声優:☆3.0
{netabare}主演だった二人は、明暗がはっきり別れましたかね。広瀬(なずな役)は割りと下手ではなかったですが、菅田(典道役)はおそらくよう実の主人公の中身(名誉のために実名は伏せますが)とほぼ同レベル。経験不足が否めなかったですね。{/netabare}
キャラ:☆3.0
{netabare}なずなが完全にガハラさん。脇役の男4人衆はそれなりに良かったけどやっぱりなずなが完全にガハラさん。だが全体的に見るとキャラの個性は抑えめだった印象です。ところで、なずなって完全にガハラさんですよねww{/netabare}
作画:☆4.0
{netabare}シャフトらしい(?)良作画なシーンも多かったですが、目立ったのはやはり演出の陳腐さ。特別スタッフを入れ替えたわけでもないのにねぇ...普段作ってるようなのとターゲットが変わったからかな?{/netabare}
音楽:☆4・0
{netabare}主題歌「打上花火」は文句なし(このレビューもこれを聞きながら書いてました)でしたが、物足りなかったのはむしろ劇中歌・BGMでしょう。「物語シリーズ」などの過去のシャフトの作品で見受けられた神前ワールドが発揮できていなかったのは残念でした。{/netabare}
この作品を改めて(劇場で見たのは2017年8月20日)振り返ると、
「あれ? これってホントにシャフト??」というシーンが多かった気がします。
つまり「シャフト制作だがシャフト感はない」映画だったということかね。
ドラマ版見てみようかな... 面白そうだし。