北山アキ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
各話完結ものとして観て問題ない
最後まで観て
いろいろと酷い。
目に余って酷過ぎる感もあった。
でも、観る価値が無かったとは言わない。
良否を超えて引っ掛かるものはあったから。
主にフリーク・ショウ的な意味で。
断っておくけど、褒めてはいない。
決して他人におススメはしない。
10話まで観て
9話は酷かった。ド下手な下ネタ回。
10話は、キャラと背景の主従関係を倒置いや等置せしめんとするかのようなビジュアル回。
ストーリーとビジュアルの主従関係にも異議を申し立てたのかもしれない。
だからといって、やっぱりストーリーは面白くなかったけど。
よく言えば、テンプレではなく試行錯誤の中から表現を発展させる試み。
悪く言えば、アングラ自主製作的自己満足のノリ。
この辺は各話共通かもしれない。
7話まで観て
各話で監督が異なるので、話によって趣向の変化を楽しめる。{netabare}
いや、物語として面白いのはあまり無いけれど、映像表現とかの趣味性が発露してたりするのが良い。
ここまで、3話が分かりやすさと作り手のやりたいことがかみ合ってる感じがして良かった。
7話は、クメール・ルージュ?マリー・アントワネット?金氏朝鮮?ネタを散りばめて意味深だったけど、ネタ以上に史実と絡めて読み込ませる意図もなさそうだ。
敢えて言うなら、少女(魔女)が想う世界の残酷性と帰結したほうがしっくりくる。{/netabare}
作り手側の消化不良感が否めない回があったり、物語の質の問題もあるけど、趣味性もとい作家性が出る形式には別の楽しみ方があると思った。