頑張って見る蔵 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
かわいいスパイの活劇モノ
―全話視聴の感想―
19世紀末、「ケイバーライト」と呼ばれる新動力源を独占したことにより覇権国家となったアルビオン王国(モデルはイギリス)。
その後、革命がおこり「王国」と「共和国」の二つに分裂する。
首都ロンドンは東西に隔てられる壁が作られ、双方の勢力がスパイを放ち、睨みを利かせる「影の戦争」の最前線となる。
主人公の女の子達は女子高生を隠れ蓑にしながら、日々スパイ活動を続けていく。
スパイチームの女の子たちはそれぞれ空が飛べたり、声が自在に操れたり、刀遣いに長けていたり、声が自在に操れたり、権力に近かったりといった個性があってその個性を生かしていろいろな任務をこなしていく。
話の時系列がバラバラのため、まだまだ全体像をつかむことはできないが、全話オムニバス形式なのかと思えば、続きがあるような。終始一貫性がなく印象が微妙に薄い。
時系列順に見直せば再発見があるかもしれない。
各キャラクターもエピソードごとに掘り下げられているのでお気に入りのキャラクターがいればその子に対する思い入れは深くなると感じた。
私のお気に入りはドロシーちゃんです!!
女子高生を偽っているけど二十歳だし、お酒もたばこもやりたい放題。
いつでも色仕掛けしていくスタイルは本当にわかりやすくていいと思います。そしてエピソードもなかなかヘビーで素晴らしい。
スパイもの、スチームパンクものを目当ての視聴は厳しい。
今のところキャラの女の子っぽさ強化以外で必要だったとは思えない謎の女子高生要素や、敵陣営のへっぽこさなど、歯触りの悪い点が多々ある。
リアルっぽさを求めたアニメではなくあくまでキャラアニメだ。
展開が安定しているという点はハラハラせずに安心して見られるので良い点かもしれない。
ソーシャルゲームが人気になればこのコンテンツもより盛り上がるかもしれない。