退会済のユーザー さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
鉄拳制裁
あまりに評価が低いので、言い訳します。
映画への批判ではなく、いじめへの批判と
小学校の担任教師への怒りで、星1です。
こんな教師は鉄拳制裁です。
漫画版もレンタルで読みました。
自分は手話を学んでいます。初歩の会話は可能です。
劇中の手話は理解できます。
そして大のアニメファンです。
これを実写化で道徳教材にしていますが、
それはエグさが出ているので良いと思いました。
制服を着ているので、いじめ時代の設定を中学生にしてると思います。
実写の全編は学校でしか見れないみたいで、
そちらは大変興味あります。一部はyoutubeで見れます。
ギャングスタのほうがよっぽど上手に
ディス、コミュニケーションを扱ってると思います。
ニコラスの手話やしゃべり方の方がリアルです。
ただ早見沙織さんは非常に努力されたのがわかります。
しかし聾唖者は一人一人年齢や環境で話し方が全く違います、
健常者と(聞こえる人と言います)喋るのは変わらない人もいます。
これ多分、聾唖者や手話を使う人は違和感しかないと思います。
ただのファンタジーな少女漫画ラブコメだと自覚してください。
それで生贄として手話や聾唖者を使う魂胆が腹たちました。
{netabare} ~
原作は読み切りや最初の投稿など複数のパターンが存在しているみたいです。
連載は作者のデビュー作品をリメイクして作っているみたいです。
これ、硝子が聴覚障がいじゃなかったと想像してみます。
硝子が聞こえる人で理由もなくいじめられます。
主人公の石田 将也に同情の余地があるでしょうか?
たとえその後、石田がいじめられ、のちに硝子と和解し恋をしたとしても
同情できますか?
このアニメには元々聴覚障害者への可哀想という同情(偏見)が潜んでいます。
先ほど触れた読み切りや最初の投稿はクラスの異常性、特に担任の異常性を
焦点にクラスの組織力の限界や学校の異常性を問題にしています。
その問題提起自体は素晴らしい。しかし連載にして、
過去のクラスメイトと和解したり、恋をしたりすると、
小学校で生じた組織そのものの異常性、担任教師の大きな管理ミスを
ぼやけさせて、少年少女の意味不明なラブコメになっています。
実写ドラマは組織そのものの異常性がよく出来てます。
つまりこう思うわけです。
なぜだれも止めないのか?
なぜ先生は黙っているのか?
なぜ石田に殴りかかる生徒はいないのか?
{/netabare}