Marsa さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
設定、キャラもよく、中盤までは良かったのですが。。。
原作未読。 全24話。
第一次世界大戦後のヨーロッパが舞台。
ヒロインは、生い立ちに闇を抱えるゴスロリツンデレちびっこ少女、ヴィストリカ。
日本からに留学生の主人公の久城と出会う。
ヒロインは、たぐいまれなる明晰な頭脳で、久城とともに、事件を解決していく。
というと、ミステリー作品と思われがちですが、ミステリーはおまけみたいなもので、練られた難事件を解決するというものではないと思います。
中盤までは、二人で軽い事件を解決しながら、ラブコメのように初々しく引かれ
合う様とキャラを楽しませ、あえてミステリーはチープなものにして、
設定も面白くて、いいなーって、思っていました。
しかし、終盤から一気にシリアスな内容となります。
ヒロインの謎が明らかにされていき、世界の情勢に二人は苦境に立たされます。
ヒロインの謎が明らかにされるとともに、実は過去に解決した事件が関連して
話が次々と繋がっていく感じです。
私が残念に思えたには終盤でした。
終盤のシリアスで大事な過去の話が繋がっていく場面で、その繋げ方が、希薄で
無理矢理感があったことと、ここはもっとシリアスになってもいいから
しっかり繋げて欲しかった。。。それと、ハッピーエンドまでの物語の流れにも
無理矢理感を強く感じたことですですかね。
キャラは好きで、設定が面白かっただけに、惜しいです。
何とかなれなかったのかと思いましたが、話を壮大にしすぎて、
収拾が難しくなっちゃったかな。
それでも楽しむことはできたので嫌悪感はありません。
んー、しつこいようですが、途中まですごく良かっただけに、惜しい。。。
あと、ミステリー作品ではなく、ラブコメと思いますますので、
ミステリーを期待して観ると、ガッカリすると思います。