howknow さんの感想・評価
1.6
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
動物身体ネタが、とにかく無理
ざっくり言うと、純粋な人間が絶滅し、何らかの獣や幻獣などの身体的特徴を有す人類による、極端な管理社会の物語。
私はこの作品を視聴して、獣人ネタを扱う物語に忌避感を持っていた理由が分かった。
現時点の最新話まで視聴したところで、身体的な特徴をネタにした、生々しい描写が受け付けないと分かった。
以下、ネタバレというより、個人的に気分が悪くなるところを抜粋するので、ネタバレとして隠そうと思う。
閲覧注意です。
{netabare}
この物語は、体の一部が動物の特徴を持っていることで、トイレだったり性行為だったり、日常の食事風景に及ぶまで影響が出るさまを、淡々と描いている。
ヒロインの一人である馬の人間に至っては、なんで作中では「可愛いキャラ」として描かれているかが理解できないし、ホラーの領域に入っているキャラクターもいる。
極端な管理社会で、身体的な特徴から仕方ないことであっても、他人が判断する種族的な理由で可能だけど厳しい行為を「できない」と言ったり、あるいはその反対に不可能なのに「強要する」のが、警察(?)に捕まる案件になるらしい。
後者はともかくとして、本人が面倒だから、本人が好きではない特徴だからという理由で、自発的にxx人種の特徴を現す髪や角といったものを、切除すると逮捕されるらしい。
もちろん、事故だと免除されても、補導されやすく理由を説明する必要があるので、現代で言う刺青などの反社会的なシンボルと一緒の扱いをされる。
記憶が曖昧な部分があるのだけど、絶大な矛盾を抱えているのが気になった。
{/netabare}
作品名を出すのはマナー違反かもしれないが、けもフレや、いわゆるケモナー作品が無理な私には、厳しいネタがたくさん含まれている。
貶している訳じゃないのだけど、本気な吐き気を催したから、途中で断念した。
いや、自分でも何故ここまでって思うけど、内容がいちいち生々しいのに、作中では初々しい反応として描かれているから、生理的に拒否感が出たのだと思う。