退会済のユーザー さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
Oh my god!!
【世界中から寄せられる伴侶の不貞をを調査し、その信愛を問う者。主よ、許し給え!『バチカン浮気調査官』】
アレ?違った、
【世界中から寄せられる脱税の申請を調査し、その虚偽を問う者。主よ、減税し給え!『バチカン税務調査官』】
アレアレ?これも違う、
【世界中から寄せられる聖なる奇跡の申請を調査し、その成否を問う者。主よ、導き給え!『バチカン奇跡調査官』】
ああ、コレだ。コレコレ。(何かスゴク罰当たりな事してるな・・・)
ということで、冒頭説明が示すように「フィクション」です。
タイトルからも判るようにバチカン市国に申請された神の奇跡を審議し現地に赴き調査する2人の青年調査官の物語。
暗号解読専門で古(いにしえ)の文献が大好物の「ロベルト・ニコラス(タレ目がチャーミング)」と、科学分析専門で敬虔なカソリックというアンバランスな「平賀・ヨゼフ・庚」。
毎回「無知と信仰」のせいで「奇跡」扱いされる「見立て犯罪」を暴いていくのが基本プロット(なのかな?)。
ミステリー・サスペンスにオドロオドロしいホラーテイストの雰囲気が漂ってますが、「膨大な情報量(過去の文献・伝承・逸話・史実・事件など)」と「色んな映画ネタ(『ブラジルから来た少年』『ブレアウイッチ・プロジェクト』『ミスト』ぐらいまでは判りました)」「一気に紹介されて認識しづらいキャスティング」等がバランス良くマッチしてないように感じますし、展開やセリフ劇もかなり駆け足状態で「落ち着きのない」仕上がりになってるようにも思えます。謎解きも「イキナリ」解かれて、あっけにとられることも屡々(しばしば)。
でもそんな事はどうでもいいんです!ロベルトと平賀。聡明で知性的・美形の青年二人が慎ましく「イチャイチャ」してるだけで、ご飯三杯はいけるっスから!!これはそんな腐女子需要のアニメなのだから!!!(イヤイヤ、そんなコトはないですよ・・・)
作画や背景・カットアングルなど、割と丁寧にしてる分ストーリー構成が甘いのが残念に思えます。上記にも書きましたが展開が早いせいで、頭の悪い私にはゲストキャストが死んでも「あれ?どんな立場の人だっけ?」と首を傾げて思い出そうとする事も屡々。そんな私は、ただ茶化す事しかできない愚か者です。
ああ。どうか主よ、最後の「おふざけ」をお許しください・・・
それでは、みんなで讃えましょう!(歌いましょう)・・・少年探偵団の節で。
バ、バ、バチカンきせき、ちょーさかん♫
か~みのきせきは、にじのいろ
てんしたちーの、うーたごえは
だいせいどーに、こだまする
バ、バ、バチカンきせき、ちょーさかん