米麹米子 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
戦争
広島が舞台の戦前?から戦時中の日常を描いたお話。
この、主人公あまり主体性がなくて
のほほんとしたどんくさい感じが私みたいで(;´∀`)
戦争前の嫁入りはあんな感じやったと思います。
好きとか嫌いとかじゃなくて
戦争に行く人は祝言をあげて戦争に向かった人も多かったと思います。
もしかしたら死んでしまうかもしれないしで
感情とは別に周りからくっつけられたり、お国のためだしで
結婚した人も結構いたと思う。
戦争がメインのお話だと
表現がエグかったりするのかなと思ってたけど
日常がメインなので、一緒に暮らして行くうちに
情が出て来て好きになって行く、そんな感じだった。
戦時中に工夫して、せめて心は豊かに
そんな映画だった。
ほんわかしてるので、構えて見なくてもいいような。
途中から色々あるけど、それに抗うでもなく
淡々と日常を送る家族。
盆とかに普通に流しても良さそう。
火垂るの墓だけじゃなく、あの花とか
サマーウオーズとか風立ちぬとか。
制作はMAPPAで、街並みがノスタルジーに溢れてて良かった。
主人公の声がのんちゃんだけど、普通にあってた。
かなり色々賞をもらってる作品みたいで
どんな時でも人を好きでいる
これって大きな支えだと思う。
生きて行くために。