おぬごん さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
感慨深くもあるのだけれど…(※内容はほぼエッセイ)
2009年にテレビアニメが放送された「化物語」
人気作家の初アニメ化作品とはいえ当時はそれほど話題になっていなかったように思いますが、シャフトが培ってきた演出技術と作品のマッチングや、円盤特典に各編OPのCDや原作者書き下ろしのキャラクターコメンタリーを付ける当時としては革新的なマーケティングにより、深夜アニメとしては最大級の売上を達成
以降、原作者の速筆も相まって数年に一度アニメ化が企画される人気シリーズと化しました
そう、もうあれから8年も経つんですよね
当時私は大学1年
毎週のように私や友達の家に集まってテレビ放送を見たり、友人が金欠の身を削って購入した円盤を持ち寄って私の家で通常放送⇒オーコメの2周連続観賞会をしたりもしていました…懐かしい話です
この「終物語」は、主人公・暦の高校生活の終わり、青春の終わりの作品とされています
正直私にとっては「化物語」より後のシリーズ、多少譲っても「セカンドシーズン」以降のシリーズは、正直蛇足にしか思えず、この作品の内容もやはり予定調和にしか思えない部分が多々ありました
ただそれでもやっぱり青春をともにしてきた作品群
「青春の終わり」というフレーズに感慨深さを感じずにはいられませんでした
…まあ、この作品の後もシリーズは続いていくんですけどね…w
アニメとしてはどうなるかは分かりませんが、パチンコマネーも入ってきたでしょうし…
個人的にはここいらで、この作品から卒業したいところなんですが…