ヒロウミ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
私、泣いちゃうんです。馬鹿なので。
おらおらぁ?どや~?どうや~?泣けるやろ~?おぉ?な物語。
1話と最終話はやっぱり鉄板なんですよね~。顔が熱い熱い。まぁ他の話しでも散々泣いてるんですけど。
改めて観ると粗も多い物語。設定の強引さ、主人公のわざとらしさ、顧客に「お前」と言ってしまうセリフ内容の甘さ、中盤の中だるみ、11話のキャラクター描写の崩れなど色々見えてしまったのに何故か泣いちゃうんですわ。私はアホなうえに涙腺ユルユルなだけなんだろな、これ。
分かりきった喪失なんて悲しすぎるしそれに純愛をかけたら泣きスイッチ連打どころか長押しのゲキアツやろ!ただあざとらしさが目につきやすいかもしれない。主人公のわざとらしさは最終話に分かるのだがそれまでが鼻について辛いかもですし。
そんな作品でも観覧車での二人の偽りの笑顔に私は胸を打たれて仕方ないので。
【以下過去レビュー】
{netabare}
人のようで人ではない、そんな存在だからこそ発生してしまう理由による大切なそれとの別れ。
苦手なSF分野という先入観から最初はちょっと幼稚かな?と感じていましたが序盤でいきなり感動的なシーンに当たりました。良い意味で裏切られ最終話まで素直にストーリーを落とし込むことができとても感動しました。SF寄りの設定ですがTHE SFではなく日常生活の物語でSFが苦手な私でも全く問題ありませんでしたね。
別れの時期が分かっていても辛いならば別れの時期が分からないままの別れは辛くないのか?いや、思いの大きさほど辛くなるのは当たり前か。そんな事を久しぶりに考えることができた作品でした。{/netabare}