大熊猫大好き さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「自分が何でできているかを知らないの」
この物語の大筋はガストレアという怪物から人類を守るお話です。
人間がガストレアに噛み付かれるなど、直接的に体液を送り込まれるとガストレア・ウイルスが急速に侵食していき、侵食率が50%を超えると完全にガストレア化してしまいます。
そのガストレアを退治する主戦力は妊婦さんが空気中の微量なガストレア・ウイルスを胎児に蓄積してしまうことによって産まれくる「呪われた子供」と呼ばれる子供達です。(ウイルスの空気感染はなく、妊婦のみが胎児に蓄積させてしまう)
呪われた子供は必ず女の子で、凄まじい戦闘能力と赤い目を持っています。ですが、蓄積されたウイルスは、非常にゆっくりではあるが侵食率は高くなっていき、例外なく50%超えるとガストレア化してしまいます。
なので、確かに人類を救っているのは呪われた子供達なのですが、子供達は周囲からガストレア扱いをされ差別を受けています。それでも子供達はその差別をする人達を守っているという、なんとも心が痛くなるお話です。
この説明では、この作品の魅力の2割も伝えられていないと思います。なので、ぜひ暇な時間があれば見てくれると嬉しいです(*´ω`*)
ちなみに、タイトルは全く別作品の台詞の一部です(´∀`*)