「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第1章「嚆矢篇」(アニメ映画)」

総合得点
67.8
感想・評価
23
棚に入れた
125
ランキング
2331
★★★★☆ 3.8 (23)
物語
3.5
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.7

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ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一章、二章通しで観ての感想

2199は設定を大幅に変え現代訳したヤマトが斬新で面白かった。

2202はシリーズ構成脚本を福井晴敏にバトンタッチし続編を作っているわけだが、「ガンダムユニコーン」の時もそうだったが福井さん独自の政治観や正義感がどうにも肌に合わない。

「ガンダム」にしろ「ヤマト」にしろ、福井さん世代は戦争や紛争を解決する「ヒーロー」として見えているみたいだが、そんなことはない。

ガンダムもヤマトもれっきとした「兵器」であり、戦争の道具にほかならないという本来の概念を失っている気がする。

だから、福井さんのキャラクターは弱く映る。いくら主人公が正義を唱え平和を主張しても、敵と自分は「同じ穴の狢」であるという自覚や覚悟が薄いのだ。

そこにモロに戦争を経験した世代が作った「ヤマト」と、学生紛争でストライキを行っていた富野監督と、団塊ジュニアの福井さんの決定的な違いだと思う。

ドラマが弱い。

投稿 : 2019/04/09
閲覧 : 494
サンキュー:

2

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