kooodain さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
設定と映像手法の宝庫
魔女というものの新しい捉え方を作った作品かもしれない。
また映像の手法というか絵柄というか他にない作品。
ストーリー展開は前評判より凄いとは思えなかった。
展開は読みやすく結末はもっと複雑化されるのかと思いきや一番シンプルな方法だった。
また打ち切り臭のある終わり方に感じてしまった。
この作品の素晴らしい点はやはり魔女の設定にある。
この設定によって他の魔法少女物と比較して特異な展開になる。
しかもこの設定が理由を説明されなくても納得できるというのが凄いw
そして独特な絵と演出もこの作品の素晴らしい点。
さよなら絶望先生で引き込まれた人も多いだろう劇団イヌカレーさんです。
生と死を表現するような絵なので世界に合っています。
合っていないとも言えますが逆に今ではとんでもなく合っていると感じます。
さらに音楽の良さです。
この作品の根幹と言っていいでしょう。
みんな大好きKalafinaによって世界のミステリアス性や壮大性を表現されています。
この音楽によってかなり引き立てられています。
▼物語の評価
設定が特殊です。
というより設定はかなり魔法少女物の中では特異です。
その設定だけで他に類を見ない展開があるので面白いです。
ただ終わり方が打ち切り感があるのと展開が単調なのが気になりました。
▼作画の評価
他に類を見ない絵を利用しています。
世界観を壊さずに利用されている点が凄いです。
また上手く壊れないように映像に工夫している点も素晴らしいです。
▼声優の評価
少々演技というか声が微妙に合っていない感じがしました。
▼音楽の評価
音楽は一等級です。
ただ挿入歌を多用していて少しばかり肥大化してる感があります。
もう少し要所要所での利用が演出としては良いと思います。
▼キャラの評価
キャラはこれと言って特異なキャラはいません。
強いて言えば変な猫みたいなやつでしょうか…。